ますだ歯科医院の患者様の技工物を作製してくださっている4 Dimensions Dental藤田先生の講演を勤務医の井上先生、技工士の井上と共に聞いてきました。
皆さまの歯に“つめたり”“かぶせたりするもの”(技工物と言います)は、歯科技工士という国家資格をもった専門家が作ります。当院では材質や方法によっていくつかの技工士さん(技工所さん)に作製をお願いしています。
当院で、セラミック関係のつめものや冠を多くお願いしているのが、技工士・藤田一志先生です。
その藤田先生が、4月26日EN-縁-の会という勉強会で教育講演をされました。
質の高い、長持ちする治療というのは歯科医師だけの努力や技術では達成できません。精度の高い冠やつめものを作る技工士、お口の中の環境を良くしてそれを維持する衛生士、何よりも患者様の日々の取りくみ、全てがかみ合って初めて達成できます。
藤田先生は非常に多くの経験の下、とても質の高い技工物を日々作製してくださっています。
普段は見えない、技工物作成過程での工夫や材料の使い分けについてのお話をきくことができ、とても勉強になるとともに、このような技工士さんと日々の診療を行えているのはとても幸せなことだと再認識しました。
院長
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こんにちは。勤務医の井上です。先日、「縁の会 大阪例会」に参加してきました。先生方による様々な治療例の発表や、有名な技工士さんによる講演を聞かせていただくことが出来ました。
印象的だった講演の内容は、「口腔内での長期安定性を考慮した補綴設計の要点」つまり治療の際に患者様に装着する詰め物や被せ物についていかに綺麗なものを装着し、それらを長持ちさせられるかというものでした。材料によって、見た目や耐久性、性質などが異なるのですが、それを治療している患者様それぞれにベストな方法を選択するために著名な先生方や技工士さんが激しく話し合われていました。患者様のお口の状態は、千差万別であり何を選択するかによって患者様の満足度を高められるかが決まってきます。見た目を最重要視するのか、耐久性を一番にもってくるのか、それとも両方ともを求めるのかによって、治療計画が変わってきます。もちろん、見た目と耐久性の両方を選べるのであればベストなのですが実際はなかなかそれが難しいことが多いものなのです。それらについてお話されている先生方を見ていると、経験豊富な先生方でもそれらの選択は大変難しいことであると感じました。
これからも勉強会に参加して知識を増やすことで治療を担当させていただく患者様にとってベストな方法を選択できるように精進してまいりたいと思っております。
井上 絢介
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今回この勉強会に参加させていただいた1番の理由は日頃よりますだ歯科医院でお世話になっている技工所の技工士さんが教育講演をなさると伺い、同じ技工士として知識を少しでも深めるために参加いたしました。
「口腔内での長期安定性を考慮した補綴設計の要点」と題された教育講演ではどのように設計をすればセラミックが割れたりかけたりしないのか?ということを中心に、さまざまな今までに製作された技工物を見せていただきました。そしてその技工物が患者様のお口の中に入っている写真も拝見することができました。
そこでメモを取る手が止まる出来事が・・・あれ??これどこかで見たことがある!!
そうなんです。院長が治療したますだ歯科医院の患者様のものです。たくさんの症例発表でお口の中の写真しか出てきませんが、院長が治療をしたものがどんどんでてきました。技工を担当した技工士さんも講演を聞いておられたたくさんの先生方からこういうことを考えて設計するんだね!と言われていました。それは私には「ますだ歯科医院ではすばらしい治療をしているんですね!」と聞こえました♪
これからもインプラントのかぶせ物はもちろん、その他のかぶせ物についても皆さまどうぞ安心しておまかせくださいね!
あ、おまけですが、貴重な井上先生のオフショットも皆様に♪実は後ろに院長も写ってますよ♪
井上 由偉