歯科技工士の井上です。6月11日日曜日に日本顎咬合学会学術大会に参加いたしました。今回急きょ参加を決めたために日帰りで東京国際フォーラムまで行ってきました!
久々の新大阪駅の始発の新幹線。3日前まで飛行機で行けばいいやと思っていたのですが、朝1番の講演に間に合わないことが判明・・・急きょ新幹線になり指定席は満席、グリーン車!となったのでパチリと記念撮影(笑)
東京に到着、東京国際フォーラムはとても大きな会場!ですが、受付はどこかな?と心配することもないくらいのすごい人!!長蛇の列です。全国の歯科医療従事者が一同に集まるとこんなに受付に並ぶのかと言うくらいの人の多さ。大阪でよく参加するデンタルショーやセミナーでは味わうことの出来ない人の多さでした。
そして私がこの学術大会に参加しようと思った最大の理由は午前中をフルに使って行われる3つの演題にとても興味を持ったためです。
テーマは『スタッフは、歯科医院のキーパーソン!』といったものです。
「チーム医療とコミュニケーション」からはじまり、医療現場で求められる「最高のおもてなし」、そして医療従事者として働くスタッフにむけての「働くことの意味、幸せの法則」というものです。
ますだ歯科医院では数年前からこのチーム医療、最高のチームで診療をすることを目指しており今回の講演の中でも当院ではすでに取り入れている「お互いを高め合い、認め合う」ということを実践していくとよいということを熱弁しておられました。良好なチームでは「同じ方向性で仕事をしているので毎日の出来事の悲しみははんぶんこ!喜びは数十倍!」という言葉も聞けました。
おもてなしについては「患者様にとっていかに心地よい空間の提供ができるのか」ということが最大のテーマでした。日々の取り組みについて見直すことも必要であると感じました。ますだ歯科医院には4月に新入社員が入ってきてくれましたので彼女と一緒にもう一度おもてなしについて見直そうと思いました!
さて、最後のテーマ「働くことの意味」ですが、これは歯科関係者の講演ではありませんでした。ですが、そうだからこその観点でお話してくださいました。考え方ひとつ、話し方ひとつで自分の置かれている立場を変化させることができるということ、目的と目標を分離して考えるということをわかりやすくお話いただきました。
こういった午前の部とはうってかわって午後からは技工の分野に。
今までのインプラント技工とこれからのインプラント技工についての違いをとても有名な技工士さんから聞くことができました。これからはコンピュータを使用しての技工もどんどん主流になっていくことを知り、私も知識を深めなければと思いました。そのほかに歯のかたちについてとてもマニアックに話をしてくれる技工士さんもいらっしゃりとても楽しかったです。
久しぶりに多数の友人に会場で会い、情報交換もできました。そしてしっかり夕方まで講演を聞き頭をたくさん使ったので終わったあとに甘いものをがつーんと食べて糖分補給をしてみました。東京駅でもおのぼりさん状態で写真も撮ってみました(笑)
東京はちょっぴり遠かったですが、明日からの診療にいかせる内容がたくさんあった実りの1日が過ごせました。参加を許諾してくださった院長に感謝です!
井上 由偉