怪我で前歯が抜けてしまった方へのインプラント治療が終了しました。
左上の前歯が抜け、右上の前歯はぐらつき神経が死んでしまい、左隣の歯は欠け、顔にも大きな傷がある状態で来院していただいた患者様でしたが、なんとか怪我をする前とほぼ同じ状態にまで見た目を回復させることが出来ました。
今回のインプラント治療は顔の傷などがある程度落ち着いてから行いました。
歯が抜けて6週間後に行ったインプラント早期埋入という方法になります。
豊中市 ますだ歯科医院では前歯を抜いた部分へのインプラント治療時期としては抜歯後6週から8週間後、抜いた部分が歯ぐきで覆われた段階での早期埋入を第一選択にしています。
前歯のインプラント治療は見た目を自然に回復させるのが非常に難しく、この段階でのインプラント手術が一番安定した結果を得ることが出来ます。
何回も手術をするのはやる側も、される側も大変だと思いますので、
インプラントを埋め込む手術と同時に骨移植と歯肉移植を行って、大掛かりな手術は1回で終わることをルーティーンとしています。
前歯へのインプラント埋め込み時期について
前歯のインプラント治療は奥歯に比べると見た目を回復させるために、ただインプラントを骨に埋めればいいわけではなく、骨移植により骨を増やしたり、歯肉移植により歯ぐきの厚みを増やしたりする治療を併用しないといけないため非常に難しい治療です。
抜歯してから6~8週間後にインプラントを埋め込む「インプラント早期埋入」は、術後予想外のトラブルに見舞われることがなく、予想通りの結果が得られるので、やる側としても不安なく安心して施術することが出来ます。
前歯にインプラント治療をする場合には1年近くの治療期間を要することも多く、患者様もしんどかったかと思うのですが、非常に自然な見た目を回復させることが出来たので、患者様には大変喜んでいただくことができました。
前歯のインプラント治療のメリット
このように怪我で歯を失ったときに、両隣の歯を大きく削ってブリッジにするという治療法に比べると、インプラント治療というのは両隣の歯に負担をかけることなく、持ちも良く、様々な治療方法を組み合わせることが必須とはなりますが見た目も自然に回復出来る本当に優れた治療法だと考えています。
大阪豊中市 ますだ歯科医院は難易度の高いとされる「前歯へのインプラント治療」を得意としています。
前歯のインプラント治療を検討されている方、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
豊中市 ますだ歯科医院
院長・増田英人