ホームホワイトニングとセラミック冠を使って前歯の治療を行いました。
前歯の見た目を気にされて来院されました。もともとの歯の色をホームホワイトニングで白くして、虫歯治療をしたうえで神経を抜いている歯と、すでに冠のかぶさっている歯にセラミック冠をかぶせて治療しています。
かぶせた直後なので歯茎のなじみが悪いですが、時間とともにもっと自然になるでしょう。
ホワイトニングでは白くなりにくい色調でしたが、数か月間地道にホワイトニングを頑張っていただき、かなり白くすることが出来ました。途中しみる症状も出たようですが、頑張って乗り越えてくださったようです。
セラミック冠は4本かぶせましたが、すでに神経を抜いている歯ばかりで、歯に対する負担も少なく済ませることが出来たかと思います。
歯ぎしりや噛みしめがきつく、すでに相当歯が削れているのでセラミック冠が欠ける心配はありますが、ジルコニアという非常に強いフレームを歯の先端までカバーしてもらっていますので、そのリスクも減っていますし、就寝時にマウスピースを使用していただくようにします。
いつも一発で審美的に仕上げてくれる技工士さんの技術にいつもすばらしいと感じていますし、
何よりも頑張ってホワイトニングを続けていただいた患者様に感謝です。
ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べると不快症状も少ないですし、適用範囲も広いホワイトニング法です。
ホワイトニング剤の改良により、昔よりしみにくく、効果も高くなっています。
それでも人によってはしみることもあります(今回は結構強くしみたようです)が、歯を削って冠をかぶせたり、ラミネートべニアを張り付けるのに比べると、歯に対する負担も少なく、低コストなお勧めの治療法です。
院長