11月11日、12日の2日間東京で行われた国際口腔インプラント学会の学術大会とインプラントコーディネーター認定試験を受験してまいりました。
どういった試験かと言うと、歯科医院全体が患者様からの信頼を得るために必要な、術者より近い存在として認識してもらえる存在になること。またインプラント治療の基礎知識を持ち、患者様への説明やコミュニケーション力を高め、より円滑な治療ができるよう患者様と術者の間の調整が行えるスタッフ、と定義されています。
まずは1日目の認定試験。
課題図書を与えられ数か月同じ本ばかりを何度も何度も読み返しての受験。久しぶりの筆記試験でした。大人になってから試験というのはあまりないですよね?久しぶりの試験でしたが何故かわくわくしてすごく早く到着しました。周りの受験者の方とは試験を終えてから次の日に話をすることができました。歯科医院で衛生士や助手をされておられる方々で私も大阪から参加でしたが遠方から受験されておられる方も多くおられました。こういったところで同じ目的をもった方とお会いするととても励みになります。
試験を終えたあとは日本橋から新橋までの夜の街を歩いてみました。大阪とは違っておしゃれなビルばかりでとても華やかな街でした。
2日目は朝8時30分スタート!
会場は1日目とは変わり大きなホールやセミナールームの入ったビル。こんな素敵なビルが会場なんだぁと思い受付時間よりすごく前に到着(笑)
今日は1日教育講演を聞きます。インプラントをしたいという患者様にどのようにお話すると不安が少なくなるか、安心して手術を受けていただけるか、手術後のケアについても含めてと言う観点からお2人の講師の先生の講演を拝聴しました。いつも私が患者様とお話する時に気を付けていることも含めて様々な話をしてくださいました。私は講演などを拝聴したあとは必ず演者の先生にご質問させていただくことを大事にしています。せっかく素晴らしいお話を聴かせていただいたのでそのあとに何か伺うことができれば最高!と思っているからです。ですので、今回の学術大会での楽しみは「講師の先生を囲んでのランチビュッフェ」でした。
もちろん講師の先生の周りは誰もいません・・・それならば!と(笑)
お2人の講師の先生はとてもきさくにお話ししてくださいました。今の私の立ち位置でどういったことができると医院でベストなのか、もし後輩を育てているのならどの点に注意すべきなのかというインプラント以外のこともとても丁寧に教えてくださいました。
今回の2日間はとても充実したもので、今後の私の考え方を少し転換させるために役立てることができそう!といま私はうきうきしています。そしてもっと患者様に寄り添ったご提案ができるようにこれからも学んだことでどんどん力をつけていけたらよいなと思っています♪
ますだ歯科医院にはまだ来たことはないけれど相談だけでもしてみたいなぁ、という患者様も今通院してくださっている患者様も少しでもお困りなことがあればいつでも教えてくださいね。
そして最後に上の写真の後ろに写っているお料理もみなさん気になると思いますので・・・(笑)
井上 由偉