~medical interviewとは~
6月3日に東京医科歯科大学で開催された歯科スタッフのための医療面接(メディカル・インタビュー)入門編セミナーに参加いたしました。現在医科をはじめ歯科でも医療面接と呼ばれるカウンセリング業務が浸透してきています。
・ 医療面接(メディカル・インタビュー)とは何か?
・ なぜ歯科医院でメディカル・インタビューが必要なのか?
・ 来院者とスタッフの双方が倖せになるためにはどうすればよいか?
という項目にしぼったもので講師の先生は医療面接を長きにわたり行っておられる西田亙先生でした。西田先生は愛媛県で“にしだわたる糖尿病内科”を開業されています。医科での長いご経験の中からここ数年は歯科の分野でも活用できるのではないか?とあの手この手を使っていろいろと伝授してくださいました。
どのような内容かは2枚目で詳しくご説明しますね。
早朝の伊丹空港、この日は始発の飛行機に乗るために早めにやってきました。最近伊丹空港もリニューアルされていると聞いていましたので楽しみにしていました。
ターミナルは日曜日の始発ということもあり、意外と混雑していましたがスムーズにチェックインできました。空港はいつ来てもやはりわくわくしますね。今回の行き先はセミナーですが、どこかに旅行に行きたいな~と思いました。こんなに近くなのでまたゆっくり来たいとも思いました。
東京に到着、東京医科歯科大学は東京のお茶の水にあります。
お茶の水駅の私の勝手なイメージは大きな駅!でしたが降りてみると思いのほか小さな駅でした。そして駅のすぐ隣の「聖橋」を渡ると到着です。聖橋の由来もしっかり写真を撮ったのですが、字が小さすぎてよく見えず・・・(笑)
東京医科歯科大学は医科も歯科も同じキャンパスにあるのでとても広大でした。正面のきれいな病院は医学部病院、右が歯学部病院、私が行くところは奥にある学部棟でした。
ますだ歯科医院ではかなり前から初めて来院される患者様すべてにカウンセリングを行っています。また、診療が始まった後も詰め物やかぶせものをお選びいただく際には説明させていただく機会が多くあります。そして全スタッフは日々研鑽し、レベルアップを心掛けています。
今回はこのメディカル・インタビューで初心を忘れずどうすれば信頼関係を築くことが容易にできるのかを実践を交えながらご指導いただきました。医療面接というと患者様が構えてしまうのでインタビューのほうが適切といったような「なぜ医療面接というよりメディカル・インタビューと呼んだほうがよいのか」ということもよくわかりました。
・ より安心して受診してもらえるようにするには
・ どうすれば患者様の本当の想いを聞き出すことができるのか
・ どう質問すれば不快な思いをせず歯科医院に通院していただけるのか。
・ お話を聞く位置はここで正しいのだろうか?
・ 声のトーンはこれでいいのだろうか? ・・・などなど
1日を通して講義、実習というかたちですすめていき、最後に意見交換を行いました。
今回は主に関東で勤務されている先生、衛生士が多く参加されていました。私は技工士ですが助手業務や受付業務も行いますので実習の際に技工士です!と申し上げると講師の先生もほかのみなさんもびっくりされていました。ですがその後は分け隔てなくしっかり教えていただけました!
久しぶりにお会いする関東の先生からもお声をかけていただき情報交換もできました。
今回は入門編ということで7月に実践編を開催するということも聞きました!会場で仲良くなった衛生士さんは島根県からの参加で7月もまた会いたいですよね!と最後にお声がけしてくださいました。
同じ志を持つ仲間が全国にいると思うとほんとにわくわくします。
今回のセミナーを開催してくださった西田先生とも記念撮影させていただき夕方までのセミナーを終えて日帰りで帰ります!
明日からの診療にいかせる内容がたくさんあった実りの1日が過ごせました。セミナーに参加できてとてもうれしく思いました。院長に感謝です!
井上 由偉
~おまけphoto~
☆ 東京医科歯科大学内にあるスターバックス、とってもおしゃれで思わずパチリ!学内にこういう空間があるのはうらやましいですね~。
☆ ランチタイムには一緒に参加しているメンバーとお話ししながらお食事をとったのですが、その際に16階ということもあって外を眺めるとスカイツリーが!とてもよい眺めでした♪
☆ 帰りは大急ぎで羽田空港まで。最終便をとっていたので少しだけゆっくりできました。飛行機を間近で見ながらコーヒーを。お土産に買ったお菓子も糖分補給のためにすでに食べはじめてしまいました(笑)