リヒテンシュタインでの研修の翌日、
いよいよチューリッヒ大学での研修が始まりました
チューリッヒ大学はインプラント治療に関して世界トップの大学ですが、その理由がいくつかあります。
・まずはヘンメル教授を筆頭に、ユング教授、トーマ先生・・・など世界的に知られた素晴らしい先生が同じ大学の同じ講座に所属しています。
・次に論文引用数がトップレベル(2018年は世界No3)であること。これはこの大学が発信している内容に沿って世界で治療が行われているということになります。
・またその論文が臨床に即したもので、我々開業医が普段の診療で取り入れることが出来るものが多いというのが特徴的です。
初日はインプラント治療の基本的な事項を習いました。
CTスキャン撮影時のちょっとしたコツや、レゴブロックの応用など普段の診療にすぐに取り入れられそうなことがありました。
チューリッヒ大学での発表
そして今年の大きな目標としていた、チューリッヒでの発表。
いままでになく緊張しましたが、何とか終了。
ヘンメル教授、ユング教授、トーマ先生それぞれから意見・質問とともに、ほめていただくことも出来ました。
大学の同級生である広島大学歯学部の應原先生の力を借りたおかげです。一人ではとても出来ませんでした。感謝!
課題もたくさん残りました。やはり一番は英語力!学ぶだけなら今のままでもいいのでしょうが、自分の意見を伝え、ディスカッションすることができればもっと充実した研修になるはずです。
海外に行くたびにそう思いますが、今回は特にそう思いました。
いつもそう思いながらも、「年に1,2回のために英語を勉強するのは時間がない」し、「他にやるべきこともたくさんあるし」と言い訳ばかりして成長しません・・・。
でも今回一緒に研修を受けた先生の多くは、英語力を上げるために家庭教師をしてもらっていたり、海外へ語学研修に行っていたりしています。私もそんな取り組みをしたいと思いました。
この日は終了後にヘンメル教授を囲んでのディナーパーティーが開催されました。
伝統的なスイス料理とビールです。
発表後のビールは最高です!!
チューリッヒは夜景もきれいで、とても魅力的な町でした。
院長