2/28(日)奥羽大学学長の赤川安正先生による入れ歯についての講演を聞いてきました。
赤川先生は私が広島大学在籍中に入れ歯講座の教授をされていた方で、入れ歯やインプラントの分野でとても有名な先生です。
赤川先生の話を聞くのは16年ぶり!
広島大学時代、とても厳しくとても教育熱心な先生だったという思い出があるのですが、今回もとても分かりやすい話を丸一日びっしりとしていただきました。
平均寿命ではなく、健康寿命を延ばすために我々歯医者が大きく貢献することができる/もっとしていかなければいけないという内容でした。
トピックスをいくつか紹介すると、
・死因第3位である肺炎には誤嚥性肺炎が大きく関わっている
‐歯が残っている方についてはお口の中の清掃をすることで誤嚥性肺炎のリスクを減らすことが出来る
‐歯が無い方については、適切な入れ歯をいれることで誤嚥をしにくくすることが出来る
・介護が必要になる4番目の原因は転倒、骨折
‐歯がある方に比べ歯の無い方はバランスが悪く、転倒リスクが非常に高くなる
・アルツハイマー病の発症には、歯を失うことが非常に大きなリスクである
ということが証明され、注目されてきているようです。
当院では、「歯を失わないように予防に取り組むこと」、「お口の中のクリーニングを定期的に行うこと」、「歯を失った場合には入れ歯やインプラントにより回復させること」を皆様にお勧めしているのですが、それが間違いなく「患者様の健康寿命を延ばすことにつながる」ということに自信を持つことが出来ました。
この講演は奥羽大学歯学部関西支部講演会として開催されたものです。
広島大学つながりということで外部者である私も呼んでいただきました。お呼びいただきありがとうございました。
奥羽大学歯学部同窓会関西支部会長を務めておられる津金先生。豊中市歯科医師会の会長でもあり、普段からお世話になっております。
今年も院外で様々な活動を行っています。
2016/1/23 歯科医院改善セミナーを受講しました
2016/2/20 インプラントセミナーを受講しました
2016/2/25 刀根山支援学校で講演を行いました
昨年から学校歯科医を務めている刀根山支援学校。本校や分校で歯科検診や歯磨き指導を行っています。
依頼され、学校関係者や、学校医、薬剤師さんなど向けの講演を行いました。
2月に入り、身内に不幸があって医院を休診にさせていただいたり、スタッフがインフルエンザになり担当患者様の予約を変更していただいたりと、多くの患者様に迷惑をおかけしました。
お詫びを申し上げるとともに、快く予約変更に応じてくださった患者様に心より感謝いたします。
院長