3月20・21日にインプラントについてのセミナーが開催され、当院からも5人のスタッフが参加しました。各スタッフからのセミナー報告です。
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3月20・21日、千里中央のライフサイエンスビルでインプラントのトラブルについてのセミナーがありました。両日とも会場は満員でした。
初日は、インプラントの歯周病の症例を見せてもらいました。
そして、インプラントの歯周病になってしまったときに、歯ぐきを開いて、どのような道具を用いると細菌で汚染されたインプラントをきれいにできるかを研究されている歯科医師の発表がありました。機械に付けたブラシや超音波での水洗はもちろんでしたが、意外にも生理食塩水に浸したガーゼが細菌をよく除去できるということでした。
特にインプラントは、顎の骨とインプラントのくっつきがご自身の歯のくっつきほど強くありません。だから歯周病になりやすいのです。そうならないように患者様には普段からきっちり歯間ブラシ、フロス等を使って健康な歯ぐきを維持していただくのが一番だとつくづく感じました。
二日目は、歯科衛生士さんがインプラントの歯周病で診るべきポイントをわかりやすく 発表されていました。またドクターとの連携の重要性も強調されていました。
インプラントをされている患者様が多くなっています。患者様が定期的に来ていただいたときに、インプラント部分の的確な診査ができる目を持ち、院長へ伝え、患者様にはわかりやすく説明できるよう日々取り組んでいきたいと思っております。
中村純子
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3月20・21日の連休にSAFE学術大会“トラベルヘキサゴン”に参加してきました。このSAFEとは、インプラント治療について、患者様に安全で安心して治療を受けていただくために、各専門分野の立場からトラブルの原因や対処法について討論・考える会だそうです。トラブルと聞くと患者様には不安な気持ちを与えてしまうかもしれません。ですが、皆が皆上手くいく、何も起きないというのが現状ではありません。今回良いキッカケだと思い参加を決めました。
歯科業界では有名な先生方が沢山いらっしゃり、基礎的なことから特異的な症例まで、途中分からないこともありましたが、20~30分という短い時間では足らない程の充実したお話を聞かせていただきました。(当院で数年前に行った豚さんを使ったデモンストレーションもやっていましたよ?)
私自身、当院でインプラントに関わることが多くあります。衛生士目線だけでなく、ドクター目線でも考えなくてはいけないと思うこともあり、今回参加したことで、その知識がより一層深まり、今後も勉強しなければ?と改めて感じました。
インプラントを考えておられる皆さま・インプラントをされた皆さま、口を酸っぱくお伝えしていますが、念押しさせてください?今回の学術大会でも何度も何度も先生方がおっしゃっていました。インプラントが長持ちするかどうかはご自身のお手入れ次第です?汚れ(歯垢・歯石)は残さないように日々のハミガキ・歯間ブラシ・フロスはしっかりしてくださいね?長持ちさせたいと思う気持ちは私も同じです。なので、そのお手伝いはいくらでもしたいと思っています。何事もない健康であることが1番ではありますが、ちょっとした異変・異常にもすぐに気づけるよう日々目を凝らし、勉強していきたいと思います。
後藤香織
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第4回SAFE学術大会トラブルヘキサゴンに2日間参加してまいりました。私は今回で3回目の参加でしたが、毎年新しいことが増え、今年は衛生士セッションもプログラムに含まれるようになりました。
この学術大会はインプラント治療に関するトラブル症例をメインとしていますが、ドクターだけでなく、衛生士、技工士、助手といった歯科医院に携わるものであれば誰が受講しても勉強になるものでした。
中でも私は技工士という立場からは、初日のインプラントのかぶせ物についての講演が興味深く、当院でも様々な症例がある中、こういう時はどういったかぶせ物を用いるとよりトラブルが少なく患者様に満足してもらえるのかということを考えながら講演される先生方の症例を拝見いたしました。
2日目は衛生士セッションに参加し、手術をいかに円滑に患者様に負担をかけずに行うためにはドクターと手術のアシスタントが「あうんの呼吸」でのぞまなければいけないということを学びました。そして現在のますだ歯科医院のインプラント手術においては「あうんの呼吸」できちんと行うことが出来ているということを再確認できました。皆様にも安心して手術を受けていただけるということも自信を持っておすすめできます!
さて最後に余談ですが、こういった学術大会に参加するとお昼ご飯を食べながら聴いてくださいね~というランチョンセミナーがほとんどの場合あります。今回は初日、2日目ともにとってもおいしいお弁当がでました。美味しいものを食べながら前の画面は少しグロテスクな手術写真や動画が。一般の方にとっては食欲も減退するようなひとこまも私達ますだ歯科医院のスタッフと言うと・・・皆、ぱくぱくと頬張りながら、中にはメモをとりながら。しっかり勉強できましたよ♪
学んできたことを手術のアシスタントの際に役立てるようにしようと思う2日間でした。
井上 由偉
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スタッフと一緒に、インプラントの各トラブルにおけるセミナーに参加しました。
全身疾患によるトラブル、手術時のトラブル、かぶせもののトラブル、歯磨きがうまくできていないことへのトラブル等、たくさんのトラブルの症例を各先生方、衛生士さんの話を聞きながら改善策を学びました。
たくさんの方々の話を聞く中で、特に気を付けて聞いたことは、骨粗しょう症薬を服用や注射をされている方のインプラントトラブルについてと、インプラント周囲炎を見逃さないためのチェックポイントについてでした。
特に、骨粗しょう症薬を服用されている患者様は服用年数や薬の種類により、インプラントを支えている顎の骨の吸収が起こってしまうことがあります。これを防ぐためにも、日頃から患者様の内服薬に気を付けていかなければならないと改めて実感しました。
ご自身でそのお薬の服用に気づかれていない場合もあるので、不安な方はご相談ください。
また、インプラント周囲炎に関しては、患者様の清掃状況を良い状態で維持してもらうことが一番です。しかし、私たちサイドでしか気づけない、インプラントの緩みや被せの形態、セメントの残留からインプラント周囲炎を進行させないように、より意識してインプラント部分のメインテナンスを行っていきたいと思いました。
当院でも安心してインプラント治療を受けて頂くため、説明はしっかりさせて頂いております。
すでにインプラントが入っている方、これからインプラントを行う方、今後インプラントを考えている方、気になることや不安なこと、お薬のことで気になることがあれば、何でもおっしゃってくださいね。
竹下 鈴乃
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3月20日、21日の2日間はインプラントのセミナーに参加させていただきました。
ますだ歯科医院でもたくさんの患者様がインプラント治療をされています。
皆様ご自身の歯よりもインプラントの方が歯周病になりやすいことをご存知ですか?
せっかくインプラント治療をしたのに、そのインプラントが歯周病になり、ぐらぐら揺れる、お痛みが出る、腫れる、最悪の場合インプラントを撤去しなくてはいけない。なんてことになってしまったら大変ですよね?
ご自信の歯ももちろんですが、インプラントもしっかりお掃除することが長持ちさせる一番大切なことです。
また、定期的なメンテナンスもとても重要です。
今回のセミナーでは医療従事者として、患者様のインプラントを長持ちさせるためにしなくてはいけないメンテナンス、その際のチェック項目など注意点を知ることができました。何か異常がないかチェックする際見落としがないようにしたいです。
また、たくさんの先生や歯科衛生士さんの講演を拝見させていただき思うことがありました。講演内容は各先生、衛生士さん様々です。今回内容と共にとても勉強になったことは講演での話し方です。
ある先生の講演を聞いていてとても楽しく、時間があっという間に過ぎました。
内容はどれもすごく勉強になりますが、その内容をいかに相手に分かりやすく興味を持って頂き理解してもうかが重要だと思います。
話し方、声のトーン、問いかけなど私も歯科衛生士として患者様にお話する際に意識したいと思いました。
患者様を退屈させず一方的な話にならないよう、興味を持っていただけるようにお話できたらと思います。
三浦結衣