ニューヨーク大学インプラント科を卒業しました
2016年12月 2年間にわたり参加していたニューヨーク大学歯学部 インターナショナル卒後短期留学プログラムを終了し、卒業論文、ケース発表もクリアし無事卒業できました。
ニューヨーク大学歯学部
ニューヨーク大学歯学部は世界で最も歴史のある歯学部で、インプラントの卒後教育プログラムに力を入れています。過去世界26か国3200人以上が卒業している、世界的にも非常に有名な6週間短期留学プログラムに2015年から参加していました。
短期留学プログラムについて
今回参加したプログラムは、6週間世界各国で研修を受けインプラントの最新知識・技術を学び習得するというものです。
ニューヨークでの研修がメインとなりますが、解剖を学ぶために中国に、難易度の高い手術をインプラント科教授の指導の下実際に行うためにグアテマラに行くといったカリキュラムになっています。
卒業のためには筆記試験、論文作成提出、ケースプレゼンテーションが必要で、ただ講義を聞くだけではない非常に珍しいプログラムです。
40歳を迎える前に、もう一度徹底的に勉強したいと思って参加を決めたのですが、東京、ニューヨーク、天津、東京、グアテマラ、ニューヨークと6週間にわたる研修は非常に有意義なものとなりました。
研修に参加するために何度も長期間休診にさせていただいたり、グアテマラからはスムーズに帰国できず患者様に大変ご迷惑をおかけしたりと大変なこともありました。
できる限り休診とする期間を短くするように、早朝に帰国して、そのまま医院に向かい診療するといったスケジュールに体も心も悲鳴を上げた時期もありました。
それでも全世界から著名な先生方に次々にレクチャーしていただける本当に貴重な体験が出来ました。
今回もアメリカ各地、イタリア、イスラエル、ドイツから講師が来てくださっていました。
海外での実際の手術経験もとても参考になりました。
同期の先生方、講師の先生方、患者様、スタッフ、愛する家族・・・
皆さまのご理解とご協力があり卒業することが出来ました。本当に感謝しております。
勉強したいと思い、6週間の研修を終了した今の気持ちですが・・・、
達成感もあります。充実感もあります。
でもそれ以上に思うのは、「もっと勉強したい」「まだまだ努力が足りない」ということです。
世界に目を向けると、まだまだ成長できる、成長しないといけないことが山ほどありました。
ゴールかと思ったところがスタートラインでした。
まだまだ勉強をつづけ、患者様に世界基準でのインプラント治療を提供できるよう、
より安全・安心なインプラント治療を提供できるように今後も努力いたします。
院長