少し涼しくなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
遅めの梅雨明けのあと、この夏もお盆前に豊中市の最高気温が38.5度を記録し、日本一の暑さとなりました。
暑さに慣れていなかったからか、日中のくいしばりがしばらく続きました。
仕事中も家にいるときもくいしばっていることがありました。
おそらく就寝中にもしていたと思います。
顎関節が少しだるかったり、歯が押されている感じがしたり、ほっぺたの内側に筋ができたり...。
よく患者様からお聞きする症状と同じです。
上の写真は私のナイトガード(マウスピース)です。
ここしばらくはくいしばりをしていないように思っていたので装着していませんでした。
夜は眠りが浅くなってしまうので、休みの日の日中につけてみました。
久しぶりだったので最初は違和感がありましたが、すぐになじんで数時間つけていました。
効果はてきめん!顎が楽になりました。
ナイトガードをすることによって咬み合わせを浮かして顎関節に力がかかっていない状態が作れたのです。
はぎしり・くいしばりがあると、上記のほかに歯のすり減りや、歯が折れたり割れたり詰め物が取れやすくなったり、歯の根元が欠けてきて知覚過敏が起きたりといった症状が出ることがあります。
このような症状がある患者様はナイトガードをお使いの方が多いです。
はぎしり・くいしばりをなくす治療法はありません。
対症療法になりますが、歯や顎を守るためにナイトガードのご使用をおすすめいたします。
8月、日本で3番目に高い奥穂高岳(3190m)に登ってきました!
奥穂高岳から。右のとんがった山は槍ヶ岳
よく晴れていたので、東は富士山、北は立山、劔岳(富山県)まで見えました。
今回は、上高地から涸沢でテントを張って奥穂高岳まで往復しました。二泊三日のゆっくり山旅です。
衣食住すべてをザックに詰め込んで総重量14kg。
体が小さいからかすれ違う人に「20kgあるでしょ!?」と言われることも。
急坂では何度も立ち止まり、上高地に近いテント場に戻ろうかと思いました。
テント泊をするつもりはなかったのですが、去年9月の台風で2日以上の停電を経験しランタンや浄水器を防災のために買うと、あとはテントを買えば山に行ける状態になりました。
10月に消費税が10%になるので思い切って揃えました。
涸沢まではしんどかったですが、次の日の奥穂高岳までは水や食料、救急セットなど必要なものだけを背負えばよかったので、岩場を楽に登れました。
モルゲンロート 朝日で山がピンク色に。
日中はこんな感じ
そうはいっても、上の写真のような斜度を登るのできつかったです。こんな所にもお花が咲いていて、いつも癒されます。
気象条件が厳しいため高山植物は7月から8月初めに一気に咲きます。
テントだと自分の空間でゆっくりできました。山小屋は雑魚寝です。
えっさほっさ運んだご飯を食べ、暗くなってくる19:00前にはシュラフ(寝袋)に入り、朝はお隣さんの朝食の準備の音で3:30に起きました。
普段だと考えられない生活です。
テント泊に慣れていないので設営撤収ほかあたふたしましたが、山小屋泊だと食住を頼ることになるので少し頑張れたかなあと思います。
あと3~4泊しないと元が取れないので、体力をつけて来年の楽しみにしようと思っています。
中村純子