この度、ミントセミナーという歯科衛生士向けのセミナーを受講しました。
レントゲンの読み方のセミナーと、患者様に行う検査についてのセミナーに参加させていただきました。
新型コロナウイルスの影響で本来の予定より遅れての開催でしたが、参加することができとても嬉しく思いました。
全員のマスク着用と検温、手指消毒や講師の方がフェイスシールドをして下さるなど様々な対策があり安心して受講することができました。
内容は名前の通り歯科衛生士としてのスキルを上げるための勉強会です。
午前はレントゲンの読み取り方をいくつもの症例を交え、原因や今後の可能性などの読み取れることのお話を聞き、この一枚のレントゲン写真からそんなことまでわかるんだ…!と驚きの連続でした。
歯を喪失してしまわないように予防するためにもレントゲン写真により原因がわかり対策が取れたりなどにも役に立つなと感じました。
午後は患者様に対して行う検査について検査を行う理由やその目的、行うときの具体的なコツなど写真やイラストを用いた方法で教えていただきました。
その検査というのは皆様も聞いたことがあるかと思いますが歯周病の検査です。
歯周病は悪くなると歯を支える顎の骨が溶けて歯がグラついたり抜けることに繋がる病気です。
ですが歯周病には痛みなどの自覚症状がなく、溶けてしまった骨も元には戻せなくなるので検査をして、現在歯周病になっているのか、リスクがないのかということを早く知る必要があります。
その検査を衛生士として患者様にお痛みの出ないように上手く行うために、使用する器具と顎模型を持参し実習形式でも指導をいただきました。
検査をする際の力加減ついては患者様にお痛みを与えてしまわないよう器具の先端を指先に当て圧のかけ方についての理解を深めました。
患者様の歯肉の内側に潜んでいる歯石や虫歯などの凹凸を検査の時にも見つけられるよう感覚をつける練習では4種類のやすりを使って粗さを当てるミニゲームもあり楽しく学ぶこともできました。
他にもぷくぷくとしたシールのふちを器具で触ることで僅かな凹凸を見逃さないような練習もしました。
学校で学んだ頃よりイメージが付きやすいこともあってかレントゲンの読み方も歯周病の検査についてもわかりやすく勉強になることばかりでした。
学んだことを元に日頃行う自主練でも生かせると良いなと思います。
今回のセミナーでは専門学校の友人とも会うことができ、状況や今回の内容についても話し合ったりわからなかった部分も共有解決できたので更によかったなと感じました。
また数日後に歯科衛生士セミナーを受講する予定があるので引き続き頑張りたいと思います。
写真は講師の長谷まゆみ先生と撮らせていただきました。
先生にセミナーのキャラクターの柄が入ったかわいいクリアファイルをいただきました。
歯科衛生士・魚谷恵利