院長の増田です。
治療技術のレベルアップのためには勉強と練習の繰り返ししかありません。
当院のスタッフはみな勉強熱心で、日々練習をしています。
お互いの口を借りあって練習できる内容はいいのですが、
「手術の練習」ってどうするのか知っていますか?
模型を使った練習もあるのですが、どうしても歯ぐきの感触も骨の感触も実物とはかけ離れているのが現状です。
そこで豚の顎を使った練習を良くします。
豚の顎を使って、歯ぐきを切ったり、開いたり縫い合わせたり、移植したりという練習がすごく役に立ちます。
豚のほうが人よりも歯ぐきは薄く硬いので難しいのもいいところです。
私も歯医者になって20年目ですが、いまだに毎月この練習をしています。
最近は他の先生方を指導する立場にもなりましたので、より上手にできないと示しがつきません。
本日11/29は一日中練習をしていました。
私は歯ぐき下がりの治療や、インプラント治療の際に「歯ぐきの移植」をすることがあるのですが、これは結構な技術が必要で、患者様に提供している歯医者はごく少数です。
写真はその練習を少し芸術的?にしてみました。
日々勉強、日々練習。
この年になると考え方も取り組み方も先生によって大きく違いますが、きっと私は一生この繰り返しだろうと思います。
院長