皆さんこんにちは!歯科衛生士の田村です。
私は11月25日に歯科医院スタッフ育成塾第四回目を受講しました。このセミナーを四回受け、今回がついに最終日となりました。
新型コロナウイルスの第三波が来ていて、皆様も不安な気持ちで毎日お過ごしのことかと思われます。今回のセミナーでも完全防止対策を取ったうえでの受講となりました。
今回の講義内容は
第一講座 「相手に応えるスタッフになる」
第二講座 「ゲスト講師をお迎えして」
第三講座 「頼られる先輩スタッフになる!」でした。
私が皆様にお伝えしたいのは第三講座での「頼られるスタッフになる」です。
私はもう新人ではなく、今の後輩や新たに入ってくる後輩のために指導をしないといけない立場になったので、この講義内容は今の私にとても役に立つお話でした。
先輩スタッフとしてどうあるべきなのか、〇と×を明確に伝えることが大事なことです。
講義の中で「ダメなものはダメと言える組織」「優しいだけでは、人は育たない。職場の仲間は『仲良しクラブ』ではない。真剣な気持ちがあれば厳しいことも言える」という言葉がありました。
私は初めて自分に後輩が出来た時に「ダメ」という言葉が言えませんでした。
後輩が間違っていることをした時などに、真剣に注意することができず優しい言葉ばかりかけてしまっていました。
それがいけないことだと先輩に注意していただき、気を付けるようになりました。
後輩のために優しくしていたつもりが、その優しさが後輩のためになっていないことに気づきました。
相手のためを思うなら優しさと厳しさが必要なことを私は仕事を通して経験をして、良い経験になったと感じています。
次に伝え方を学びました。皆様は「コーチング」と「ティーチング」をご存知ですか?
ティーチング:部下に対して「ああしなさい、こうしなさい」と具体的な指示を出すことです。
メリット:明確な回答がある
デメリット:受動性、依存心
コーチング:「あなたはどう思う?あなたならどうする?」と質問をしながら、部下から自分の意見や考え方を引き出していく方法。
メリット:自発性、行動力を引き出す
デメリット:即効性がない、答えがない
どちらが良いというものではなく、ティーチとコーチのバランスが大切で、伝え方には順序があります。
コーチングは学ぶ機会が少なく自然には身に付きません。身につけるにはコーチングに関する本を読んだり、セミナーを受けることをすると良いと学びました。私はこの二つの伝え方を知らなかったので、今後入社する後輩のためにもぜひ学ぼうと思いました!
最後にもう一つ、第一講座の講義内容から、某スーパーチェーンで採用する際の性格診断があると学び、実際に診断してみました!
二つの問に答えるだけで四つの性格に診断されます。
問一 あなたは自分の感情を 1表に出さない方 2表に出す方
問二 あなたが望むのは A物事を追求し、成果をあげること B安定、安心を維持すること
2とA 「チンパンジータイプ」
勝ち負け重視の積極屋。考えるよりも即行動。何か新しい企画や、新店立ち上げの時など、先陣を切って切り開いていくのに適任です。
組織的に周りを巻き込みながら引っ張っていくのも得意ですので、リーダーにも向いています。プロジェクトの立ち上げには必ず一人このタイプを入れておきましょう。
2とB 「ボノボタイプ」
相手の感情を察することが得意です。チーム内の人間関係のトラブルなどではボノボがいると解決したり、円滑になります。
またお客様が求めているサービスを敏感に感じ取ることも出来、接客面でのサービス向上のアイディア立案なども得意です。
1とA 「オラウータンタイプ」
客観的に物事を捉えることに長けているので、戦略立案、数字分析に向いています。
大きな視点では、時流に合わせた業態作りや、自社の強みを活かした店舗作りなどが得意です。
1とB 「ゴリラタイプ」
日常の安定を望んでいることもあり、単純な作業の繰り返しの仕事でも飽きずに続ける根気強さがあります。
また事前準備を周到にするタイプで、企画をする前にどんな準備がいるか等を考え、チーム内での全員の意見を聞きながら調節していくことも得意です。規律を重んじる傾向がありお店でのルール作りや、皆が仕事をしやすい環境の土台作りなども得意です。
皆さんはどのタイプでしたか?より良い仕事をするには、それぞれのタイプに合わせて役割分担をし協調することが大切だと学びました!
四回に渡るスタッフ育成塾が終了しました。毎回違う人とグループになりディスカッションをすることで普段の診療では学ぶことのできない多くのことを学ぶことが出来ました。
今回のスタッフ育成塾で学んだ多くのこと活かして日々の診療に取り組んでいきたいと思います!!!
歯科衛生士 田村澪