皆さんこんにちは、歯科衛生士の田村です。
だいぶ暖かい季節になり桜が綺麗な時期になりましたね。
私の住んでいる近くの公園も桜が満開でとても綺麗です。
毎朝出勤しながら満開の桜を見て元気をもらっています。
こちらがその桜の写真です🌸皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私は先日山本浩正先生(Dr.Hiro)のペリオ(歯周病)セミナーを受講しました。
セミナーの内容は「歯科衛生士ペリオ(歯周病)コース」の中の今回は「患者指導コース」でした。
山本浩正先生は豊中市で開業されていてペリオ(歯周病)でとても有名な先生です。
今回初めて先生のセミナーを受講させて頂き、多くのことを学ぶことが出来ました。
今回のセミナーでは、ドクターの山本浩正先生に歯周病の基礎的なお話しを学び、二人の歯科衛生士の方から患者指導について学びました。
お話しをお伺いした二人の歯科衛生士の方は山本先生の下で働いているのではなく、それぞれ北海道と大阪で歯科衛生士として勤務しているそうです。年齢や経歴、勤務先も違うため同じ患者指導でも考え方はそれぞれで、様々な観点から学習することが出来とても勉強になりました。
講義内容としては歯間ブラシやフロス、ワンタフトブラシなどの補助的清掃用具の選択の仕方から、二人の歯科衛生士の方が実際に体験した症例をテーマに沿ってお話しする症例検討など様々なことを学びました。
患者指導では、多くの症例を交えて指導方法を学びました。
例えば「ネガティブアプローチ」と「ポジティブアプローチ」という言葉をご存知ですか?
【ネガティブアプローチ】
【ポジティブアプローチ】
ネガティブアプローチは現状に焦点を当てて、それを問題として特定し、修正や改善を図ります。
一方でポジティブアプローチは人の強みや価値に焦点を当てて、その強みの連携を生み出すことで、より高い成果を生み出したり、目標を導き出す手段です。
心理的なお話しになってしまいましたが、このようなことを学ぶことで、患者様の性格に合わせた指導が出来たらと思います。
今回のセミナーでは患者様指導について、他の歯医者で働いている歯科衛生士の方が実際にどのような指導をしているのか、また患者様と接する際に気を付けていることなど普段の診療では学ぶことのできないことを学習することが出来ました。
私は今回のセミナーを通して、患者様の性格や性別、生活スタイルなどを把握したうえでそれぞれの患者様に合わせたお話しが出来たらと再確認致しました。一方的な指導は全く意味がありません。
患者様に「また歯医者に行きたい。」「来てよかった。」と思っていただけるように日々診療に取り組んで参りたいと思います。
歯科衛生士として、患者様のお口の中の健康をサポート出来るようにこれからも多くのことを学んでいきたいと思います☆彡
歯科衛生士 田村澪