5/3~5/10 ニューヨークのニューヨーク大学歯学部で研修を受けてきました。
NY滞在記です。
注)研修内容よりも、皆さまに興味をもっていただける研修以外の時間帯のことを多く記載しています。
5/7 木曜日 研修4日目
今日は朝からピリピリとした雰囲気。というのもテストがあります。パソコン、デジカメ、全てしまうようにと指示されます。
今日はインプラント専門医取得のためにクリアしないといけない筆記試験が行われます。
試験監督はパルティ―先生。
ドイツのバーデンバーデンからこの日のために日帰りで来て下さったようです。
非常に強面の先生
プレッシャーはありましたが、試験はおそらく大丈夫でしょう。
テストの後には、様々なレクチャーもしてくださいました。
NY大学歯学部
ここで私が短期留学をしているNY大学歯学部について紹介させてもらいます。
NYUは全米最大規模の大学で、NYのいたるところに校舎や関連施設があります。
歯学部はマンハッタン ミッドタウン(1アベニュー、24ストリート)にあります。
アメリカでは歯科医師のステータスが非常に高く、入学のハードルがとても高くなっています。なんと。入試の倍率は28倍!!非常に優秀な生徒が集まります。
その中でもNYU歯学部にはいくつかの特徴があります。
・女性が多く(女性のほうが優秀なようです)、半分以上が女性です。
・多国籍な生徒が集まり、35%はアメリカ以外で生まれた方です(宗教上の理由や、情勢の不安によりアメリカに来た方、アメリカ人と恋愛した結果アメリカに来た方が多いそうです)。
・積極的に多国籍の方を受け入れる制度をとっていて、例えば矯正歯科専門医養成コースは年3人のみ枠があるのですが、そのうち2人はアメリカ人以外を受け入れるようにしているとのことです。
テーマカラーは紫。それは大学創立時の学長がスミレが好きだったからだそうです。治療の時に使うマスクも手袋も紫色に統一されています。
歯学部の講堂がこちら。
私が利用している短期留学制度もこのような考えに沿って行われています。
今回世界各国で研修が受けられるのも、NYU出身の先生が各国にいるためです。
このような“優秀な”人材を世界各国から積極的に受け入れる体制を見ると、アメリカの国力が高い理由が分かります。
日本は閉鎖的ですし、ヨーロッパの移民受け入れ態勢はアメリカとは考え方が違うように感じます。
テストが終わった後、この日向かうのはブロンクス区。地下鉄で30分ほどで行くことが出来ます。
向かった先はヤンキースタジアム。メジャーリーグ観戦です。
田中選手は怪我でリハビリ途中、イチロー選手はマイアミに移籍、黒田選手は広島に移籍と日本人選手はいないのですが、一通りの選手は知っています。
日本のプロ野球とはまた雰囲気が違います。この日はアレックスロドリゲス選手にホームランが飛び出し球場は大盛り上がり。観客のスタンディングオベーションにロドリゲス選手がベンチから飛び出しこたえるという場面も見ることが出来ました。
写真は今晩の食事です。ステーキトッピングポテトというもので、フライドポテトの上にステーキがのっています。
このボリューム分かっていただけるでしょうか?
おそらく肉だけで400gはあるでしょう。その下に隠れたポテトはそれ以上の量。
とても食べきれませんし、味もおせじにもおいしいとは言えません。
おそらく4対3で勝利しました。
9回は地下鉄が混雑するのをさけるため見ずに帰りましたので・・・。
いよいよ明日が研修最終日です。