皆さまこんにちは。歯科助手の石崎佳穂です。
先日私は歯科医院スタッフ育成塾に参加してきました。
こちらは全4回のセミナーで、今回は初めてとなる第1回目の受講でした。
新型コロナウイルス対策の為、人数制限のある中でしたが私は会場で受講することができました。
いつもは院の先生や先輩方から学ぶことがほとんどですが、他院の方ともお話できる貴重な機会。
とても学びの多いセミナーとなりました。
-仕事観を確立する-
第1回目のセミナーでのメインのお話は「仕事観を確立する」でした。
私がこの講座で特に大切だと感じたのが3つのスキルです。
3つのスキルとは
1.テクニカルスキル
2.ヒューマンスキル
3.コンセプチュアルスキル
こちらの3つです。
まずテクニカルスキルとは技術についてのスキルです。
歯科医院は医療現場です。技術や知識が必要となり、そこに職種や経歴は関係ありません。
診療時間外に練習をしたり、当日のお約束の反省・復習、翌日のお約束について事前準備を行うなど技術面のスキルアップが必要です。
こちらは先輩方が欠かさずにされており、私もその背中を見ながら勉強してきたので、私に取っては”当たり前のこと”となっているなと講義を聞きながら嬉しく思いました。
2つ目はヒューマンスキルです。
技術が高ければそれで大丈夫と言うことではありません。当たり前のことを大切に、当たり前にやることが大切です。
挨拶、返事、感謝、物を大切にするなど、聞けば当たり前だと思うことも改めて考えると「いま出来ていたかな?」と振り返ると意外と疎かになってしまっている部分もあるのかもしれないと振り返るきっかけになりました。
3つ目のコンセプチュアルスキルは概念化能力とも言われており、物事の大枠を理解する力です。
セミナーでは医院に対する愛着を持つこと、医院のことをどれだけ知り、理解しているかどうかが大切だということを学びました。先生のこと、医院のこと、スタッフのこと。どれも知ろうとしなければずっとわからないままです。
自分から歩み寄り、学ぶことが大切なことだと感じました。
医院理解度テストというテストを最後行ったのですが、私は全問答えることができました!
院長のお誕生日までバッチリ答えることができて、去年のセミナーからの成長を感じました◎
また、今回のセミナーはゲスト講師である、歯科衛生士の石田さんによる講義もありました。
石田さんは去年は私と同じくこの新人スタッフ育成塾を受講していたスタッフの1人でした。
セミナーというと、長年経験を積まれている方がされているイメージがありましたが、そんな私と近い年の方がセミナーでお話しされている姿を見て、刺激を受けました。
石田さんは学生時代のこと、社会人になってからさまざまな挫折を経験したこと、そこから立ち上がり、今大切にしていることをお話ししてくれたのですが、まさにこの育成塾で教わったことがたくさん活かされて、実践されているかがわかりました。
その中でも
○5Sという整理・整頓・清掃・清潔・躾この5つのSを大切にすること。
○何事にも全力で取り組むこと。
○言われたことを即実践すること。
○こまめな報連相をすること。
を心がけていたそうで、私も率先して自分のできることに全力で取り組もうと思うことができました。
会場で講義を受けることによって、講師の方の熱意も伝わるとともに、同じく一緒に受講している他院のスタッフの方々と交流があったことも私に取ってとても大きな刺激になりました。
グループディスカッションもあったのですが、私の班は歯科衛生士、歯科助手、栄養士の方とさまざまな職種の方が集まっているグループだったので、それぞれの悩み、今頑張っていることを共有でき、とても有意義な時間となりました。
今度はフェイスシールドなしでもっとたくさんお話しがしてみたいなと思えるような出会いとなりとても嬉しかったです。
第1回目の講座からとても学ぶことも多く、勉強になったセミナーでした。
これから1ヶ月ごとにセミナーは続いていきますが、どれも無駄にせず吸収できることは精一杯吸収して日頃の診療に活かすことができるように頑張ります!
最後に講師の萩原先生とのお写真を掲載いたします。