みなさんこんにちは!歯科衛生士の田村です。先日臨床歯周病学会の研修会に参加致しましたので報告させていただきます。
臨床歯周病学会は、去年横浜で開催されていた40周年記念大会にも参加させていただき、
今回は関西支部での歯科衛生士の研修会に参加致しました。
今回の研修会では、歯科衛生士による症例発表と兵庫県で開業されている先生の講演を聞かせていただきました。
歯科衛生士による症例発表では様々なケースの発表を聞くことができました。
一つはインプラントに関しての症例発表でした。
インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病には罹患します。
インプラントを有する患者様のメインテナンス時に気を付けていること、
またメインテナンス時のクリーニング方法やインプラント周囲炎になった場合の治療方法など、医院によって違うところもあり勉強になりました。
また歯周病には進行具合や重症度によって様々な分類があります。
他の症例発表では、歯周病の分類やそれぞれの患者様の性格をどのように分析しているのか、
また歯周病を治すために患者様に対してどのようなアプローチを行っているのか、歯科衛生士が取り組んでいることを学ぶことができました。
私自身も症例発表を経験していますので、
他の症例発表を見ることで症例作成作りにも参考になることがたくさんありました。
今回の研修会では、他の医院で歯科衛生士の方がどのようにして患者様にアプローチの方法や施術を行ってるのか知ることができました。
また先生の講演では、歯周治療を行う上で歯科医師が歯科衛生士に求めていることを教えていただき、
歯科医師と歯科衛生士が連携して治療を進めていくために必要なことを学びました。
このような研修会に参加することで、他の医院での歯科衛生士の方の取り組み方で多くのことを学ぶことができ、
とても勉強になった一日でした。
また今回学んだことを普段の診療で活かせるように日々精進していきたいと思います。
歯科衛生士 田村澪