先日東京で開催されましたOJ年次ミーティングに参加いたしました。
昨年も参加させていただいたこのOJとはインプラント治療に携わる数々のスタディグループが垣根を越えて知識、経験を共有する学術団体です。
今年は「ドクターセッション」と「コ・デンタルセッション」に分かれており、
私は今回はコ・デンタルセッションに参加いたしました。
『コ・デンタル』という言葉をご存じでしょうか?
歯科医療の現場で歯科医師以外の歯科医療従事者のことで歯科医師とともに歯や口の健康のために働く人たちのことをコ・デンタルと呼びます。(「コ」とは一緒に、共にという意味)
今回コ・デンタルセッションでは「インプラント臨床におけるチーム医療」をテーマにし、
チーム医療を構築する上で必要なコ・デンタルに求められる対応やスキルについての発表やディスカッションが行われました。
中でも私は歯科助手さんの発表がとても素晴らしいと思いました。
「歯科医院の中でのあらゆる場面で一番多く患者様と接することができる立場にあることを誇りに思い、患者様がその日笑顔で帰宅してもらえることを考えて行動する」
というところは私自身もこの思いで仕事をしていることもあり大きく共感できました。
ますだ歯科医院では全員が受付業務や助手業務ができます。
つまりチーム医療を構築していく上でそれぞれの立場、役割がわかりやすい環境にあります。
これは最大の武器だなと思うとともに連携がスムーズにいくことには必須ではないかなと思いました。
他には技工士さんがどのような想いでドクターと連携しインプラント手術時に必要な道具を作っているか、
衛生士さんがどうしたらミスが少なく手術の準備が出来るのかという発表もあり、
すぐに実践できるような内容でわくわくしました。
そして私が聴いてきたことを後輩スタッフが興味を持ってくれることも最近の楽しみのひとつでもあります。
ひとつひとつの小さなことをスタッフの知識の向上のために活かすことができれば、
患者様のちょっとした不安にも寄り添うことができると思います。
これからも勉強を重ね、患者様のニーズにお応えできるように私もがんばろうと思います。
歯科技工士 井上由偉
おまけのコーナー
今回は久しぶりに夜行バスでの上京でした!ダブルブッキングで良い席にしてもらえました!
新宿あたりで早朝に車内から外を見た時にあったこの看板!良いと思いませんか(*^^*)