ITIというのはインプラントに関する非営利学術団体(利益関係なくインプラントの研究をしている団体)で、
全世界において10万人の歯科医師が所属しています。
この団体は4年に一度世界大会を開催しており、
今回初めてアジア/シンガポールで開催されました。
もともとは2020年に開催予定だったものがCOVID19によって延期になっていました。
私はITI fellowという、ITIにおいて後進を指導する資格をもっていて、
ICOI diplomaという国際的なインプラント学会の指導医の立場にあります。
患者様にとっては聞いたこともない資格だと思いますが、
海外ではインプラントをしている歯科医師から一目置かれる資格です。
ますだ歯科医院も開院して15年以上になりました。
今回スタッフと慰安旅行も兼ねてシンガポールに行ってきましたので報告させていただきます。
私自身は4日間、学会及び、学会関連会議、食事会などで忙殺され自由時間はほとんどなかったため、
学会から離れた部分に関してはスタッフから報告させていただきます。
今回の学会には全世界から約6000人の歯科医師が集結しました。
会場はシンガポールエキスポ。メインの会場に入ってびっくり。
まるでコンサート会場です。様々な海外学会に参加していますが、ここまで広い会場は初めてかもしれません。
昨年、横浜で一緒に講演をしたProf.Urbanと。
今学会のメインスピーカーです。
日本から参加された先生方と。
皆さんストローマン社のインストラクターです。
最終日の公式晩餐会、日本とは規模感が全く違います。
学会では様々なことを学んできましたが、
ますだ歯科医院でのインプラント治療は世界的に見ても高いレベルにあることが再認識できました。
公式な食事会やパーティーでは私はほとんど食事を食べないため、
毎日ドンキホーテでお酒を買いだしてルームサービスで夕食?夜食を食べていました。
シンガポールはアルコールが特に高く、22時半を過ぎるとアルコール販売が禁止。
23時になるとほとんどのお店が閉まってしまいます。
普段はその時間に帰宅し、途中にコンビニによって帰るという生活ですのですごく不便な毎日でした。
シンガポールに限らずですが、食事にかかる値段は日本の倍以上。
そしてクオリティーは日本には到底及びません。
日本の良さを海外に行くたびに実感します。
この良さをもっと世界に向けて発信し、国内の景気が上がっていくことを願うばかりです。
院長