皆様こんにちは!歯科衛生士の西岡と魚谷です。
気温も上がったり下がったりと不安定な時期ですが、体調を崩されたりしていませんか?
この度、私達は院長が講師を務める白水貿易主催の骨増生の基礎セミナーのお手伝いとして参加させていただきました。
インプラントをする際には、インプラントを正確に埋めていくための顎の骨が足りない場合に、
その顎の骨を増やすという手順が必要となります。
白水貿易はその手術の際に骨の顆粒を逃がさないためなどにも役立つ、
ネオジェンと呼ばれる体に吸収されないタイプのメンブレン(膜)を販売している会社です。
今回の講演では、院長のこれまでの経験や記録から骨を増やすための最適なタイミングや、
その難易度、合併症のリスクやその対応などを歯科医師の先生方と共に学びました。
午前中は座学で歯を抜歯した後にどれぐらいの骨を失ってしまうかという事や、
それぞれの状態での難易度を見極める事、
実際のネオジェンの使用方法などを学びました。
午後からは実際に受講される先生方が豚の顎を使って練習を行いました。
私たちはその顎を支えるサポートなどをさせていただきながら見学をしました。
私達歯科衛生士は実際に手術を行う訳ではありませんが、
正しい知識をつけておく事や、手術中に先生が考えていることを知って理解しておくという事が
正確なアシストや患者様の負担の軽減などにも繋がると思いますので、より真剣に取り組むことができました。
院長の講演は歯科医師の方へ向けてのものですが、
歯科衛生士の私達にもわかりやすい内容で聞いて知らないことや、そうだったんだ!
と理解する事など新たな発見がいくつもあり、とても面白かったです。
お手伝いとして参加させていただきましたが、
とても勉強になる貴重な機会となりました。
魚谷恵利
今回のセミナーは歯科医師向けのものでしたが院長のお話の中で、
手術中に「ここはアシストに器具を持ってもらう」や「アシストがこうするとスムーズにいく」などのお話もあり、
普段の診療でアシストについている時の自分自身の行動を見返すことができたのと、
先生からの目線からだとどういう風にアシストにつくと施術がしやすくスムーズに進むかなども学ぶ事ができました。
午後からの実習では、ブタの顎を使って行いましたが私は初めてブタの顎を見ました。
ちゃんと歯もあって1番ブタが人間に近いそうです。
実習中は、先生達のサポートをさせて頂きましたが、
みなさん分からないことがあれば院長をすぐに呼んで聞いたりチェックしてもらったり、
熱心に実習を受けていて刺激をもらいました。
また、受講されている先生のみなさんに院長は1人ひとりにアドバイスをしており、
医院の中とはまた違った院長の姿を見ることができました。
インプラントや手術と聞くとみなさん、
「怖い」や「痛そう」などのイメージも抱く方も多くいらっしゃると思います。
当院では、インプラント治療をされる患者様も多く手術など治療を行う前には、
患者様のお口の中の状況やどういった治療が必要か、
どのくらいの期間になるかなどをしっかりご説明させていただいてから行っております。
インプラント治療を考えている方や興味がある方がいらっしゃいましたらぜひお待ちしております。
今回のセミナーで学んだことを活かして治療がスムーズに進むよう院長のサポートはもちろん、
患者様の不安や緊張が少しでもなくなるよう日々取り組んでいきたいと思います。
西岡みゆき