2024年11月2日・3日に国立京都国際会館で開催された日本口腔インプラント学会学術大会に参加しました。インプラント学会の年に一度開催される年次大会で、インプラント治療に関わる歯科医師、スタッフなど数千人が参加する非常に大きな大会です。
今回インプラント学会とモリタ社(メーカー)からそれぞれ依頼を受けて2回の講演を行いました。今回は8つの会場で同時進行に講演が行われたのですが、どちらも2番目に大きな600名収容の会場での講演でした。
ますだ歯科医院で行っている「歯を抜くのと同時にインプラントを埋め込む」即時埋入に関する講演を行いました。即時埋入は一度の外科処置で短期間に治療が終わるというメリットの反面、診断やテクニックが難しい面があります。それをいかに成功に導くかというポイントを全国の先生方にお伝えする二日間となりました。
同じ場で講演・ディスカッションをする先生方も著名な先生方ということもあり、会場は満席、立ち見も多く盛況な講演会となりました。
講演終了後も多くの先生方にお声がけや質問をいただき、一年かけて準備してきたことが報われほっとするとともに、「即時埋入」というメリットの大きなインプラント治療が正しく全国で行われるのを願う限りです。
今まで培った技術や知識が患者様だけでなく、インプラント治療に関わる専門家や学会に評価していただけていることが分かる二日間となりました。
学会参加のために土曜日を休診としたためご迷惑をおかけしました。今後も特に土曜日は休診にしたり、診療時間を短縮することもあります。利便性や予約の取りやすさを重視される患者様にとっては当院は不向きです。申し訳ありません。
学会などでの講演の際にはどうしても医院を休診とするため、患者様にはご迷惑をおかけしますが、インプラント治療だけでなく医療技術は日進月歩です。日本だけでなく、世界の最新の知識や技術を常に取り入れ患者様に還元し、立場的にもそれを自院だけでなく周りの先生方にもシェアしていこうと取り組んでいます。
ご理解いただける患者様に通院いただければ甚だ幸いです。
院長