いよいよニューヨーク大学短期留学の一環としてグアテマラでの研修が始まります。
日本からの距離や治安・現地での生活など、楽しみよりも不安が勝っていますが、グアテマラに行く機会は今回を逃すとまず無いでしょう。一生に一度の貴重な経験と前向きにとらえて出発日を迎えました。
8/3(水)夕方に大阪を出発します。
家族が伊丹まで見送りに来てくれました。
愛する家族ともしばらくお別れです。
行きのフライトスケジュールは
・伊丹 - 羽田
・羽田 - ロサンゼルス
・ロサンゼルス - グアテマラシティー
となっています。羽田発着というのは本当に便利です。
今回は全行程デルタ航空でしたので、羽田でチェックイン後はデルタの提携ラウンジで一休み。
深夜便ということもあってかラウンジには誰もいません。
空港での待ち時間、仕事がはかどります。
予定通りロサンゼルスに到着。ロサンゼルスで他の先生方とも合流しました。
乗り継ぎ時間は5時間と中途半端です。
もっと時間があれば観光に行くのですが、ロサンゼルスは空港周囲には何もなく、市街地に行くまでの道路も渋滞するようなので、ラウンジで過ごすことにしました。
一応食べ物は提供されるものの、残念なことに、おいしいものはありません。
お酒は飲み放題です。
私は時差ボケ対策として、海外に行く際には出発した段階から現地時間に合わせて生活するようにしています。グアテマラとの時差は15時間。
このラウンジで過ごす後半の時間帯と、グアテマラまでのフライトが夜中になります。
私はお酒を飲めば寝ることが出来るので、よっぱらってぐっすり寝て過ごします。
グアテマラ行きの飛行機でも爆睡出来ました。
グアテマラにもうすぐ到着という段階でCAさんに起こしてもらい、外を見ると・・・
一面雲です。グアテマラシティーは標高1500mの高地にあるので、雲が近いんだろうと気楽に考えていました。左に見える山はグアテマラで一番高い山だそうで、活火山だと後で知りました。
でも地上に近づいても一向に雲が晴れません。
着陸直前になっても雲?霧?が晴れず、大丈夫かと思っていたら急上昇。
再度着陸を試みるものの、状況は変わらずまたもや急上昇。
機内がざわつきます。私は飛行機が苦手ですので冷や汗をかきながら行方を見守ります。
あれ? 違う方向へ飛行機が向かっているような・・・。でもグアテマラには他に大きな空港はないだろうし・・・。
と思っていると海辺の空港に着陸しました。 ここはどこでしょう?
エルサルバドルだそうです。まさかそんな国にも来ることになろうとは・・・。
エルサルバドルで数時間、天候の回復をまって再度出発です。
今度は無事着陸できました。
ついにグアテマラに到着しました。
周りを見渡すと銃をもった警官?軍隊?をあちこちで目にします。
暑いのかと思っていましたが、日本と違いとっても快適な気候です。今回訪れるグアテマラシティーは標高1500mのところにあり、一年を通して20℃くらいの気温だそうです。
日中は半袖でとても快適に、朝晩は上に羽織らないと少し寒いくらいでした。
治安が悪い国ですので、移動は大学がチャーターしてくれているバスでします。
ホテルもメンバー皆一緒です。NYUから指定されたホテルはウェスティンでした。
とっても立派なホテルですが、大学の特別レートで格安で宿泊させてもらいます。
家を夕方6時に出て、グアテマラについたのは日本時間で翌々日の早朝2時。
片道32時間!!さすがに疲れます。
*でもこの時は、帰国はもっと大変で時間がかかることになろうとは、想像すらしていませんでした。
ホテル内にはジムとプールもあります。
水着もゴーグルも持って行ったのですが、朝7時半に大学病院に行き、食事を終えてホテルにつくのは夜10時というスケジュールだったので残念ながらプールは使えませんでした。
でもこのホテルのフィットネスジムは、いままで宿泊したホテルの中でもNo1の設備でした。しかも24時間使えます。
基本誰も使っていないので、音楽を流しながらとても快適に汗を流すことが出来ました。
到着が遅れたこともあり、休む暇なく研修が始まります。