抜歯即時インプラントとは?
歯を抜いたその日のうちに、抜歯した場所にインプラントを埋め込むことを「抜歯即時インプラント」といいます。
主なメリットとしては、
- 手術回数や治療期間が短縮できる
- 骨が痩せずに温存できる
といわれています。顎の骨は歯があることで幅や高さが維持されますが、歯を抜くと半年ほどで痩せてしまいます。骨が痩せるとインプラントが難しくなるため、抜歯直後にインプラントを埋め込むことで骨の痩せを抑えられるとされています。
歯を抜いて、抜いた場所にその日のうちにインプラントを埋め込む治療方法です。
手術回数も減り期間も短縮できる治療のため患者様への負担が少ない治療方法です。
歯を抜いたその日のうちに、抜歯した場所にインプラントを埋め込むことを「抜歯即時インプラント」といいます。
主なメリットとしては、
といわれています。顎の骨は歯があることで幅や高さが維持されますが、歯を抜くと半年ほどで痩せてしまいます。骨が痩せるとインプラントが難しくなるため、抜歯直後にインプラントを埋め込むことで骨の痩せを抑えられるとされています。
目次症例紹介治療前抜歯即時インプラントを選択治療4年後治療詳細監修者情報院長 増田 英人 症例紹介 治療前 30代の男性が、右上前歯(2番目)の揺れと違和感を訴えて来院されました。過去に受けた外傷が原因で、歯根とその周囲の骨が吸収され、自然に抜け落ちそうな状態になっていました。患者様は、両隣の歯を削らずに済む治療を希望され、インプラント治療を選択されました。 …
目次症例紹介治療前抜歯即時インプラントを選択治療後治療詳細監修者情報院長 増田 英人 症例紹介 治療前 当院で定期的にメンテナンスを受けられている患者様が、左上前歯(2番目、側切歯)の腫れと痛みを訴えて来院されました。診察の結果、咬む力により歯根が割れてしまい、抜歯が必要な状態であることが確認されました。 抜歯即時インプラントを選択 抜歯と同日にインプラント …
目次症例紹介治療前抜歯即時インプラントを選択治療2年後治療詳細監修者情報院長 増田 英人 症例紹介 治療前 30代の女性が来院されました。右上1に腫れと痛みがあるとのことです。 前歯の腫れや痛み、見た目の悪さがずっと気になっていたため、来院されました。過去に神経を抜いて冠を被せていましたが、歯根が割れてしまい、それに伴って周囲の骨が溶けている状態でした。その …
歯を抜いた際に同時にインプラントを埋め込むと、手術回数や治療期間が減るメリットはあります。しかし、インプラントを埋め込んだとしても「骨が痩せるのを完全には防げない」ことがわかっています。
※抜歯した部分に骨移植を行うと、骨の痩せを抑える効果があるとされています。
インプラント手術には清潔な状態が求められます。虫歯や歯周病の治療も、細菌の量を減らすために重要です。膿がたまっている歯や腫れのある歯を抜歯してすぐにインプラントを埋め込むことにはリスクが伴います。
抜歯後に骨が痩せるのを完全に防ぐことはできず、痩せ具合は予測が難しいです。必要以上に痩せた場合、結果に影響が出ることもあります。
手術回数が減り、治療期間が短くなることは大きなメリットですが、リスクがある場合は無理に抜歯即時埋入を行うものではありません。当院では、歯の状態や骨の状態を見極め、リスクが少ない場合に実施しています。例えば、
など、安全を最優先に考慮して治療計画を立てています。
歯を抜いてインプラントを行う際、強い痛みや腫れがある場合には、症状を軽減させるために抜歯を優先し、その後に治療方法を検討することになります。痛みが強くない場合は、抜歯前にインプラント、ブリッジ、部分入れ歯などの選択肢から治療方針を決めておくとスムーズです。