皆さまこんにちは。急に冬がやってきましたね!体調など崩されてませんか?私、後藤はしっかり防寒対策をして日々過ごしております(*^^)v
寒くなりはじめた11月23日、セミナーを受講しました。
セミナーのタイトルは…。
『ずばり!中高年のむし歯予防とオーラルケアセミナー』
今回のセミナーで私が1番勉強になったことは、口腔乾燥症(ドライマウス)の内容です。皆さまこの名称耳にされたことございますか?その名の通り、お口の中が乾燥してしまう病気です。お口の乾燥やネバつきを感じてらっしゃる方はいませんか?その原因は唾液分泌量の低下にあります。
ではなぜ唾液量が減ってしまうのでしょう?原因は色々ありますが、歳を重ねていくと唾液腺が細くなり自然と分泌量が減ってきます。そして、その日の体調や精神的にストレスがかかるとき、他の病気のために服用されているお薬の作用で分泌量が減ってしまうものもあります。
唾液には色んな働きがあります。汚れを洗い流してくれる働き、お口の中を潤して咀嚼・嚥下を助けてくれる働き、お口の中の細菌たちをコントロールする働きなど、良いことばかりです!唾液は多ければ多いほど良いのです!!
唾液量が減ってしまうと、むし歯にもなりやすくなります。唾液の働きでお伝えしたように、汚れを洗い流してくれる働きと乾燥してしまうことが関係しています。ハミガキを頑張っている方で
もむし歯ができてしまうことありますよね?
全員に当てはまるわけではないのですが、写真のようなむし歯ができる原因が唾液量にあるとも言われています。何も食べていなくてもむし歯の大敵!歯垢(プラーク)は作られてしまうのです。乾燥しているために歯垢は歯にベットリ張り付きます。乾燥しているために口を潤そうとあめを口にしたりしているかもしれません。(あめもむし歯の大敵です!)1日中ハミガキをしているわけにはいかないですよね?なので、それを助けてくれるのが唾液なのです。
唾液量増やしたくありませんか?減ってしまった唾液が自然に増えてくることはありません。刺激を加えることが大切です。お口をよく動かすように心掛けてみてください。お口を大きく開けて発声をしてみたり、ガムを噛むことも効果的です!
唾液をたくさん出して、お口の乾燥を防ぎ、ネバつきもなくして、むし歯からも歯を守りましょう!!
ここでお話した内容以外にも、心の面・身体の面での変化について多くを勉強させていただきました。
ありがたいことに医療法人ライフスマイル ますだ歯科医院では、小さいお子様からご年配の方まで幅広い患者様にご来院いただいています。ありがとうございます。
その中でも、中高年と呼ばれる40代~60代の患者様が多くいらっしゃいます。その年代にならなければ分からない体調や症状、気持ちの変化などがあると思います。分かっているつもりでも、私はまだ20代。きっと分かってもらえないだろう、ちょっと気になるだけだから…と口に出さずにいる患者様もいらっしゃると思います。
少しでも患者様ひとりひとりのお悩みに寄り添えるようになりたいと改めて思っています!
少しでも気になることはたいしたことないから…と思わずに是非教えてください!
歯科衛生士・後藤香織