こんにちは。歯科衛生士の床井です。
私が、ますだ歯科医院に入社して1ヶ月が経ちました!!
毎日新しい仕事を覚え、練習をしたり実践をしたり刺激的な日々を私は過ごしています。
前回は「歯科医院 新人スタッフ研修」という自分の内面の磨き方を学ぶセミナーに受講したのですが、今回は歯科衛生士としての技術を磨くためのセミナーを受講しました。
今回は、「レントゲンの読み方セミナー」と「プロービングセミナー」を受講しました。
講師は長谷ますみ先生です。
歯科衛生士学校では、スケーリングのやり方や歯磨き指導のポイントなど技術的なことを学ぶ事が多く、レントゲンの読み方というよりは放射線の仕組みについて、部分的に撮影する歯のレントゲ
ン写真と全体的に撮影する歯のレントゲン写真の違いについて、などを沢山勉強したので今回のセミナーはとても勉強になりました。
歯の表面の虫歯は、なんとなく自分で気づく事が出来ると思いますが根っこの部分の虫歯や銀歯の下の虫歯を自分で見つけることは難しいと思います。
歯の根っこが虫歯になっていたらどうしよう・・・
と心配になりますよね!?
実際のお口の中を見ても、人間の目では見えている部分のことしかわかりませんがレントゲンを使うことによって「歯の根っこの部分」がどうなっているのか分かることが出来ます!!
歯の根っこの部分であれば、虫歯があるかないか・・ということや根っこが折れていること、根っこの先に膿が溜まっていること、目に見えないところの歯石を発見することが出来ます。
その他では、歯の周りの骨がどうなっているのかがわかり、歯の周りの骨の状態で歯周病の進行具合を知ることが出来ます。
レントゲン写真からは、多くの情報を知ることが出来るのでこれから沢山の症例を見て、私も患者様に目で見えないお口の中の問題を説明出来るようにもっと勉強していこうと思いました。
午後からは、「プロービングセミナー」を受講しました。
プロービングとは、目盛りのついた細長い器具を歯と歯茎の溝に入れて、溝のところの歯石の有無や溝の深さ、出血の有無を調べる検査のことです。
この溝のことを「歯周ポケット」と言いプロービングを行うことで歯周病の進行や炎症の具合を知ることが出来きます。
まず、検査と言われると何だか怖いイメージがありませんか?
私は検査と言われると・・今から何をするのだろう?痛いことだったらどうしよう。
と心配になります。
でも検査の内容や今からされることの説明を聞くと安心できますよね!
技術が上手くても説明がないと不安なまま検査をすることになると思います。
セミナーを受講する前は、技術ばかりを重要視していたのですがセミナーを受講して検査前の説明の重要性を理解しました。
これから、私が検査をすることがあると思いますが安心して検査を受けられるように説明の仕方を工夫しようと思います。
技術についても、もちろん勉強してきました!!
患者様に不快感を与えないように溝にどう器具をいれるのか、器具の先端を歯の根っこに添わせる練習を「おはじき」を使って練習したり、鏡を使って実際に自分の歯と歯茎の溝に器具を入れてどう感じるのかを体験しました。
どの方法も家で、出来ることなのでしっかり練習しようと思います。
ますだ歯科医院の衛生士の先輩方からも指導してもらい不快感のないプロービングを行えるように技術磨きにも目を向けます。
これから、患者様と関わることが多くなると思いますが関わる前に沢山、衛生士としての勉強を重ね患者様のお口のサポートを出来るように頑張ります!!
床井春奈