5/1に歯科医師・井上、歯科衛生士・床井が学校歯科検診に参加しました。関西学院付属高校、中学では年に一度この時期に歯科検診があり、10名程の歯科医師で検診を行っています。
1,2年毎に院長が参加しているのですが、今回は井上先生と床井に参加してもらいました。
こんにちは。関西学院中等部、高等部に学校歯科検診に行ってまいりました。
学校検診は研修医以来でしたので、検診の日までに学校検診の流れなどを復習しておかなければと思い、昔使った資料などを引っ張り出してきて勉強しました。一緒に行って記録をしてくれる衛生士の床井にも、このホームページはわかりやすいからと読んでおいてもらうようにお願いして、二人でスムーズに検診が行えるように準備しました。
当日、現場に行ってみると関西学院はとても綺麗な建物で中も素敵な学校で驚きました。ほかに来られた先生も指導医の先生を除くと私よりも若い先生が多いような感じでした。そして、検診の準備が終わると指導医の先生から丁寧に検診の指導が行われました。前もって復習や勉強をしすぎたかもしれないと思ったところもありましたが、何事も前もって勉強しておいて損なことは何もないと思っているので、勉強していることでさらに検診の内容が頭に入ったと思います。
検診が始まるとさすが関西学院の生徒さんと思うくらいお口の中が綺麗な生徒さんが多かったです。また、私が中学生、高校生だった時と比べると矯正治療をしている生徒さんも女子生徒さんが多かったですが男子生徒さんも結構多くの生徒さんがしているんだなと思いました。矯正治療はやっているときは大変ですが子供の時にやっていれば、大人になってから見た目だけではなく清掃面、歯周病などのリスクを考えても出来るならやっておいた方が良い治療だと思います。私も矯正治療をしておきたかったなと今になって思います。そんな中でもやはりお口の中が汚い生徒さんはどうしてもいるもので、そういう生徒さんには検診が終わってから少し時間をとって歯磨きの重要性や歯科医院に行くように指導することを行いました。
中学生や高校生の時期に虫歯でなくても歯科医院に行って、正しい歯磨きの仕方を教わったり、歯石を取り除いたりクリーニングを行うことは非常に重要です。その時期にそれを行うのが当たり前、それをしなかったら気分が落ち着かないくらいの「良い癖」をつけておけば将来、お口のことでお困りになるリスクは顕著に低くなるからです。
これからも歯科医院に来てくださっている患者様にはもちろんですが、学校検診などに行った時には来られていない生徒さんにも予防の大切さを正しい知識でお伝えできるように勉強を頑張ろうと思います。
歯科医師 井上絢介
こんにちは、衛生士の床井です。
今回は、井上先生と一緒に学校歯科検診に参加させていただきました。
学校歯科検診に参加することは、今回が初めてで検診は歯科衛生士専門学校生だった時に3歳児歯科検診を行った以来で事前に何を勉強していこうか・・・と考えるぐらい緊張しました。
井上先生に事前に復習をするための資料を頂いて、私も勉強をしていきましたがやはり事前に勉強した方が、当日に安心して検診に参加することが出来ました!!
記入用紙の記入の行い方も、事前に勉強をしていたことと同じようなことだったのでスムーズに行うことが出来て良かったです。
実際に口腔内をしっかり見ることは、記入用紙を記入していたので難しかったのですが私の座っているところからも歯石が付いていることがわかったり、記入しながらどんな口腔内なのか確認することもできました。
これは、配られた資料の一つです。「咬合判定」を行うときの資料ですが、特に多い咬合は、顎が小さくて歯がガタガタに並んでいる「叢生」でした。
井上先生も書いていましたが、女子生徒は矯正をしている生徒が沢山いました。
高校生や中学生なのに、お口の中が綺麗な生徒さんがほとんどでした!!
今回、一番勉強になったことはお口の中の清掃状況と歯の生え変わりがどのくらいの年齢でどう生え変わるのかということでした。
生え変わりが遅い生徒さんがいたり、親知らずが早くから生えている生徒さんもいました。
これから、沢山のお子様の口腔内を清掃していく上で歯の生え変わりを理解しておかないと、衛生士として仕事が出来ないのでとても勉強になりました!!
歯科検診の記入も楽しく、今回は他の歯科医院さんも参加しており、お昼には他の歯科医院さんがどんなお仕事をしているのか、お話をしたり交流ができて良かったです。
歯科衛生士 床井春奈