こんにちは、 7月のミーティングを担当した歯科衛生士の床井です!!
いよいよ夏休みが始まり賑やかな声が響いていますが、皆さまは夏バテになっていないでしょうか!?
夏休みを皆さんは、どう過ごされますか??
海に出かけたりキャンプに行ったり、楽しいイベントに参加される方は多いのではないでしょうか。
そんな夏、皆さん「熱中症」には気をつけてください!!
今回のミーティングは熱中症についてスタッフの皆で勉強しました。
私はパソコンでイラストを描くことが得意なので今回頑張ってイラストで説明を行いました。
皆さん、熱中症という病気をご存知でしょうか。
人間の体は様々な熱を生産しています。
心臓や脳を働かせるためにも熱を生産しています。
体温が上がり過ぎてしまった場合は自律神経の働きで末梢神経を広げ、皮膚に多くの血液を流し込ませることで体外へと熱を放出します。
体温調節機能を持っているのですが高温の環境に長時間いるとこの機能が乱れてしまう事もあります。
急激に汗をかくことで体内の水分・塩分が奪われたりします。
熱中症になると、けいれん、めまい、吐き気、と様々な症状が現れます。
このような、症状が現れたら要注意です!!
すぐに、体を冷やして水分補給を行う必要があります。
熱中症は、重症な症状にまでなると死に至ることもある危険な病気です!!
今回のミーティングでは、熱中症の症状を訴えた患者さまに対してどういう対応をするべきかを勉強したのですが、ここでは簡単に熱中症対策についてお話いたします。
1) 水分と塩分補給で体を守る
夏場は健康な状態であっても、水分および塩分の補給をこまめに取ることが大切です。
人間の体液の塩分濃度はおよそ0.9%で、汗を大量にかくと水分とともに塩分が失われてしまいます。
水分だけ補給してしまうと体内の塩分濃度が下がり、今度は塩分を体が摂取しようとして水分摂取が進まなくなります。
今回のミーティングでは、このような塩分の含まれたキャンディーも試食しました。
味は、少ししょっぱい味がしました!!
キャンディーで塩分を補給する方法も1つです。
また経口補水液というものをご存知でしょうか!?
経口補水液とは、食塩とブドウ糖を混合し、水に溶かしたものです。これを飲むと小腸で水分の吸収が行われ、嘔吐や発 熱等による脱水症状から回復することが出来ます。
水1000mlに砂糖40g、塩3gをいれて混ぜるだけで簡単に作ることが出来ます。味はかなり甘めです(笑)
2) 運動時には、糖も合わせて摂る
糖分には腸管内でナトリウムイオンや水分を吸収するのを促進する働きがあります。
運動時には、0.1~0.2%の食塩と4~8%程度の糖分を含んだ飲料水が有効です。
今回は、熱中症について沢山お話したのですが皆さんいかがでしたでしょうか!?
これから、まだまだ暑くなります!!
熱中症には十分注意しましょう♪
床井 春奈