5/30(木)インプラント治療において骨を増やす方法を学んできました。講師はドイツのZastrow先生で、自分の骨を移植して骨を増やすエキスパートです。
Zastrow先生は世界中で講演を行っており、今回日本には4年ぶりの来日です。
減ってしまった骨を増やすために、私は骨補填材という骨に置き換わる材料をメインに使っています。患者様にとって手術が楽で済むというのが一番のメリットですが、骨に置き換わるまで時間がかかる、増やすことの出来る骨の量に限界があるというデメリットもあります。
骨を大きく増やしたいときほどご自身の骨を移植することが必要となるのですが、手術部位が2か所になること、その分時間がかかることがデメリットとなり、必要に応じて骨補填材とご自身の骨を使い分けています。
Zastrow先生は、ご自身の骨のみを使って骨を増やす治療を行っていて、短期間で多くの骨を増やすことができる方法を学んできました。なかなか技術のいる方法ですが状況に応じて使ってみたいと思える方法でした。
先生はまだ39歳!いろいろな刺激を受けることができました。
来秋、私も発表する予定のパシフィコ横浜で開催される学会で講演されるようで、再会できることが楽しみです。
院長