7/18(木)歯周病専門医の大月基弘先生による、「歯周病 ますだ歯科医院プライベートセミナー」を開催しました。
前回は当院まで大月先生に来ていただきましたが、今回は中之島にあるストローマン研修室をお借りして行いました。
歯周病は40代以降で歯を失う一番の病気で、自覚症状が出にくいので気づきにくいやっかいな病気です。しかも自覚症状がないために治療を受けても効果が患者様自身に分かりにくく、治療途中で残念にも来院が途絶えてしまうことも経験します。
治療に特効薬はなく、歯磨きが上手になれば治る可能性が高くなり、歯磨きがおろそかだと絶対に治らない病気です。
当院に来ていただいた患者様でもほとんどの場合、歯周病の自覚はなく、虫歯の痛みや、詰め物の脱離、見た目の改善やインプラント治療を主訴に来院されます。
そのような患者様にも、歯科医師・歯科衛生士・スタッフが協力し歯周病治療をきちんと行っていきたいと考えています。
自覚症状の出ていない患者様の歯周病を治すためには衛生士が
1.歯周病について患者様に理解してもらう
2.患者様の意識を変えて、歯磨きのレベルを徹底的に上げもらう
3.そのうえで、適切な施術をする
という3本柱が重要で、その中で一番難しく一番重要なのは2.「患者様の意識改革」です。
そのことについて改めて大月先生に教えていただき、とても勉強になりました。
医院全体で歯周病治療レベルを上げることに今後も取り組んでまいります。
院長