皆さんこんにちは!歯科衛生士の田村です。
私は7月26日に歯科医院スタッフ育成塾第2回目を受講しました。
第2回目のセミナーの時には新型コロナウイルスが収束していればいいのになあ。と思っていたのですが、
収束する気配もなくセミナーが開催されるか不安でした。今回もWeb参加や、会場ではフェイスシールドの着用や検温などの感染防止対策をとったうえで開催され、無事に参加することが出来て良かったです。
今回のセミナーの内容は、
第一講座「学び型」
第二講座「ゲスト講師をお迎えして」
第三講座「モチベーションを上げる具体的方法」でした。
私が為になったお話をいくつか紹介させていただきたいと思います。
第一講座の「学びの型」から、会話のネタについて。
皆さんは「たちつてとなかにはいれ」をご存知でしょうか?
これは会話のネタの一つで
た:食べ物、旅のお話し →好きな食べ物、お気に入りのレストランetc.
ち:地域、地元のお話し →出身地、地元の紹介、地元の名物、方言
つ:通学、通勤のお話し →通勤時間、経路
て:天気のお話し →気温、気候
と:富、景気、経済のお話し →為替、株、円の動向、景気の動向
な:名前、地名に関してのお話し →変わった名前、地名
か:体、健康のお話し →健康診断、体の調子、ダイエット、好きなスポーツ
に:ニュースのお話し →最近のニュースや変わった話題
は:流行り、トレンドのお話し →お笑い、ファッション、芸能人
い:異性のお話し →好きなタイプ、好きな芸能人、恋愛の話
れ:レジャー、休日のお話し →休日の過ごし方
という内容になっていて、初対面の人との会話などで使えるそうです!
どうしよう話すことがない!会話が続かない!何を話そう!と会話に困ったことって誰でも一度は経験ありますよね。
私も職場に限らず、美容室や初対面の人など様々場面で困ったことがあります。
また、歯科医院には様々な年齢、性別の方が訪れます。その中で患者様の年齢や性別、またパーソナルに合わせて会話が出来たらと思いました。
どんな場面でもそうですが、会話で必要なのは相手を理解すること、まずは相手の話を「聞く」のではなく、「聴く」ようにしましょう。
相手の話を聴いてから話すことが大切です。
会話が続かないからといって、一方的に話すのではなく相手の反応を見ながら一つの話題から会話を拡げて話すことが会話のコツです☆彡
ぜひ皆様も参考にしてみてください。
次に、皆さんは【守破離】の考え方というものをご存知ですか?
元々は茶道の師弟関係の在り方らしく、物事を発展させるために非常に大切な考えただそうです。
【守】 既存の「型」を徹底的に反復すること。型=方程式で独創性を必要とせず、人を真似ることです。
「学ぶ」の語源は「真似ぶ」だと皆さんはご存知でしたか?
まずは自分のモデルを見つけてそのモデルからたくさんのことを学びましょう。といった内容でした。
私も先輩の良い所は積極的に真似ていきたいと思いました。
実際入社当初、コミュニケーションを取ることが苦手だったので、先輩が患者様とコミュニケーションを取っているところを聞いたり見たりして良い所を真似してみたところ、先輩方から「一年でコミュニケーションとるのがすごく上手になったね」と褒めていただいた経験もあります。
【破】 習得した型を研究・改善し、既存の型を「破る」ことです。
モデルの人だったらこうするだろう、と客観的に見て今度は真似るのではなく、研究して改善していく段階です。試行錯誤、創意工夫などの時期になってきます。
【離】 基礎を積み上げて型から離れて自在になる。創造、伝える時期です。
例えば自分の型を後輩に教える時期になってきます。
目安としては「守」が一年、「破」が三年、「離」が五年目になるそうです。
私は去年歯科衛生士の基礎作りのために先輩方からたくさんのことを学び、練習してきました。
そして今は「破」の時期であり、先輩方から教わって習得した型を自分のものに出来るように研究改善して歯科衛生士として成長していきたいと思いました。
この「守破離」の考え方は様々な分野で応用できるので、「真似をしてはいけない」「かっこ悪い」「自分なりに」という概念を一度捨ててみて、ぜひこの考え方を参考にしてみてはいかがでしょうか。
今回のセミナーでも歯科衛生士や受付業務をしている様々な職種の方とコミュニケーションをとり、とても充実したセミナーになりました。「お互いを高めあう」というのはまさにこのことだと思います。
歯科衛生士としてよりレベルアップ出来るように今回のセミナーで学んだことを活かして日々の仕事に取り組んでいきたいと思います!
そして次回の三回目のセミナーもとても楽しみです!!
歯科衛生士 田村澪