皆さんこんにちは!歯科衛生士の田村です。
7月に八木が大森塾受講の経過報告を致しました!
今回は二回目の経過報告を田村が担当させていただきます!!
コロナが収まる気配はありませんが、しっかりと感染防止対策を取り、月に一度セミナーに八木、西岡、田村で受講しております。
今回は第5回目と6回目の経過報告です。
受講内容は第5回目「PCとTBI」
第6回目「問診票・原因追究・指導・管理」についてでした。
今回は皆様にも知っていただきたい、第5回目の「PCとTBI」の中からお話しさせていただきます!!
PC?TBI?とは何のことでしょうか?
PCとは、プラークコントロールと読みます。
プラークとは歯垢のことで、磨き残しなどにより歯面に溜まった汚れ、細菌の塊のことを言います!
TBIとは、「Tooth Brushing Instruction」の略で、歯磨き指導という意味です!
歯医者に行くと「磨き残しがあります。」「今日はここに汚れが残っています!」などと幾度に磨けていないことを注意されていやだなあ、というような経験ありませんか?
では、どうして歯医者に行くと磨き残しを注意されるのでしょうか。
前回の大森塾の経過報告でもお伝えしたように、大森塾では「なぜ虫歯になるのか」「なぜ歯周病になるのか」、原因をつきとめてその原因に対してどう予防すればよいかを考える勉強会です。
ではどうして虫歯になるのでしょうか、どうして歯周病になるのでしょうか。
その内容については、前回のブログにて八木がお話ししています!
虫歯の一番の原因は食生活です。
お口の中に食べ物(糖分)が入るとその「糖」を餌に「細菌」が酸を出して歯を溶かします。
先ほどもお伝えしたように歯垢とは細菌の塊です。お口の中に細菌が多ければ多いほど、細菌はたくさん酸を出します!
虫歯に対しては食生活が一番重要ですが、酸を出す虫歯の原因=歯垢(細菌の塊)を歯磨きでお口の中からなくすことも大事なことです!
前回もお話ししているように、歯周病の一番の原因は歯磨きです!!
歯垢(歯周病病原菌)が溜まることにより、歯周病は進行します。
このように、どうして歯を磨かないといけないのかを知ると、歯磨きに対する考え方も変わってきませんか?
また、それぞれの患者様に合った歯ブラシなどのお掃除道具の選び方について、患者様のPC(プラークコントロール)を上げるための問診の仕方、指導方法などを勉強しました。
TBI(歯磨き指導)をするうえ一番大切なのは、患者様にどうして歯を磨かないといけないのかを知り、
歯磨きの重要性を理解し、行動していただくことです。
そのうえで、それぞれの患者様に合った歯ブラシや補助的清掃用具(歯間ブラシやフロスなど)見つけて、
患者様のお口の中の健康を保つためにセルフケアのサポートをさせていただきたいと思っております!☆彡
もし歯ブラシなどお掃除道具の使い方や選び方などでご質問がございましたらいつでもお声掛けください!
勉強会の中で「敵を知って対策を講じる」と大森先生がおっしゃいました。
どうして歯周病になってしまったのか、どうして歯を失ってしまったのか、その原因をしりどうすればよいのかを考え、患者様の歯を守っていきたいと思います!
これからもまだまだ大森塾は続きます。
日々の診療で活かせるようにこれからも勉強してきたいと思います☆彡
勉強した問診の仕方を実際にスタッフ同士でロープレしてみました!!
歯科衛生士 田村 澪