みなさんこんにちは!歯科衛生士の西岡です。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣の影響で延期などもありましたが、
1月から受講していた計8回の大森塾という歯科衛生士向けの勉強会が10月で全て終わりました。
最後の講義ではメンテナンスの必要性についてのお話を聞いてきました。
みなさんは歯科医院で定期的な歯のメンテナンスをされていますか??
メンテナンスは患者様それぞれに起こるであろうお口の中の問題を未然に防ぐことが出来ます。
大森塾で学んで来たことをみなさんにもお伝えしようと思います
まず患者様それぞれお口の中の環境が違います!
虫歯にはあまりなったことがないが歯周病が進行している場合があります。
反対に虫歯にはなりやすいが歯周病にはなっていない方、どちらにもなりやすい方など様々です。
予防するためには、どの病気になってしまうリスクが高いのかを考えて知っておく事がすごく大切です!
私たち歯科衛生士だけでなく患者様自身にも知っていただく事で病気によって効果的な予防を行うことができます!
・虫歯リスクの高い患者様
虫歯になりやすい方が1番に注意が必要なのが食生活です!
食べ物を口にする回数が多く時間が長いとその分お口の中の細菌が酸を出し歯を溶かして
しまい虫歯になってしまいます。
間食などする際には、時間や回数などの工夫が必要です。
最初は意識し食生活に気を付けて生活していても徐々に忘れてしまうことがあります。
メンテナンスの際には患者様に歯の事だけでなく食生活についても
お話をしているためお越し頂くたびにまた見直し意識して生活をして頂けるようになります。
・歯周病リスクの高い患者様
歯周病で一番注意が必要なのが歯磨きです!
歯周病は歯垢・プラークと呼ばれる歯にこびりついた細菌の塊が原因で起こる病気です。
歯磨きが不十分だと決して治らず進行してしましいます。
しかし、歯磨きをきちんとして歯垢・プラークをしっかり取り除くことができれば
予防できます☆
メンテナンスでは、歯垢・プラークの取り残しがないかチェックし患者様によって
歯磨きの癖などもあるため歯ブラシの当て方や歯間ブラシの使い方などをお伝えしています。
またご自身ではどうしても歯磨きが難しい場所もあるため徹底的に歯のクリーニングさせて
頂いております。
・力が歯に加わっている患者様
歯ぎしりや日常生活で無意識に食いしばりをしていませんか?
歯ぎしりなどがある場合、顎だけではなく歯にとってもすごく大きな負担になります。
力が歯に加わると気づかないうちに歯が欠けていることがありそこから虫歯になってしまったり
知覚過敏の症状がでることもあります。
メンテナンスでは、歯ぎしりや食いしばりをしていることに気付いていない患者様も
多くいらっしゃいますが、歯のすり減りや歯ぐきの状態などによって気付くことができます。
お口の中の状態から気づく事ができマウスピースの作製など対策をすることで問題が起きる前に
防ぐことができます!
メンテナンスでは、患者様ご自身で気づかないことにも気づくことができます!
当院は、予防に力を入れており2、3カ月に1度の定期検診をオススメしています。
患者様のリスクを分析しそれぞれにあった検診、クリーニングに取り組んでいます。
今回の大森塾で学んだことを活かしみなさんの歯の健康を一生に渡り守るサポートを
させて頂きたいと思いますのでぜひご来院下さい!
お待ちしております。
西岡みゆき