オステオロジーというのは骨再生、歯ぐき再生に特化した学会で、
インプラントをする際に骨を増やしたり、歯周病でやせてしまった骨や歯ぐきを再生させるための最新の知識と技術を学ぶことができます。
4年に一度の世界大会で、今回はバルセロナで開催され世界から約3000名の歯科医師が参加していました。
メインホールは1000名を優に超える収容人数。
日本では学べない色々な知識も技術もアップデートできました。
特に今回話が聞きたかったのが、Dr.KanとDr.Rosaのお二人。
当院では前歯を抜歯しないといけなくなったときに、抜歯と同時にインプラントを埋め込む「抜歯後即時インプラント埋入」という手法を行っています。
短期間で腫れや痛みも少なくインプラント治療ができる方法です。
その手法は、Dr.Kanのやり方をベースにしていて、さらにより多くの方にその手法ができるようにDr.Rosaの手法を取り入れるようになっています。
Dr.Kan
Dr.Rosa
Dr.Kanにはこの数年でやり方や手法にアップデートされた部分に関して直接聞きたかったのと、
Dr.Rosaには実際の症例相談をしたかったのですが、どちらもしっかりと教えていただくことが出来ました!
それ以外も世界のトップランナーの話を伺うことが出来て大きな刺激を受けました。
学んだことをしっかりと復習して、ますだ歯科医院での診療に還元します。
2月のブダペスト研修も同様でしたが、現在ヨーロッパに行くのはロシア上空を迂回しなくてはならず、
かなり時間がかかるようになりました。
今回はヘルシンキ経由で往路は30時間、復路も23時間・・・。
以前は10数時間で行けていたのが懐かしいです。
学会終了後には、たまたま日程があってのおかげでカンプノウでのサッカー観戦も出来、
忙しくも充実した一週間となりました。
GW前に1週間お休みをいただき、患者様にはご迷惑をおかけしました。
2023年の海外研修はこれで終了となります。
このような研修に行かせてもらえる患者様、スタッフ、家族に感謝します。
院長