皆さんこんにちは!歯科衛生士の田村と、歯科技工士の井上です。
先日、去年も参加させていただいた『臨床歯周病学会の第41回年次大会』に参加致しました。
臨床歯周病学会とは、歯周病に関する学会で今年の年次大会のテーマは「再生療法」でした。
再生療法とは、歯周病により失われた歯周組織を再生させるための手術です。
今年は福岡で開催され、二日にかけて参加致しましたので、それぞれ報告をさせていただきます。
田村澪
_________________________________________
歯科医師の先生方の発表では、再生療法における歯科衛生士の役割を学びました。
手術時のアシストのポイントや、手術前後の歯科衛生士の患者様との関わり方を学ぶことが出来ました。
また、歯科衛生士の方の発表では歯周治療においての歯科衛生士に必要なことを学びました。
歯周病を治すために、患者様に行動変容を起こすためにどのようなアプローチを行ったのか、
実際の症例をもとにお話しされていました。
禁煙や、心理学をテーマにしている人など様々な歯科衛生士の方の症例や発表を見ることが出来てとても勉強になりました。
また、私が去年参加していたハンズオンセミナーの講師である山﨑先生の発表も見ることが出来ました。
セミナーは実技メインでしたので、セミナーでは聞くことの出来なかった先生の症例や、
患者様との関わり方を見ることが出来たので、発表を聞けてとても嬉しかったです。
お昼には九州の郷土料理の詰合さったお弁当を食べながらセミナーを聞きました!
私は福岡県出身なので懐かしい料理が入っていました☆彡
今回の学会で先輩の歯科衛生士の方のお話しをたくさん聞くことが出来、
普段の診療では気づけない新しい発見や学びがたくさんありました。
学んだことを患者様のために活かせるよう精進していきたいと思います!
井上由偉
_______________________________________
この学会は歯周病に焦点がおかれている学会ではありますが、様々な角度から学ぶことができるものになっていました。
中でも私は手術のお手伝いをすることも多いので、
ますだ歯科医院でもよく行われている『下がってしまった歯ぐきを回復させる外科的手術』についての分野を中心に参加いたしました。
下がってしまった歯ぐきを回復させるための術式は多々あります。
ますだ歯科医院でも患者様の歯ぐきの具合を詳しく調べたうえで術式を決定します。
歯ぐきは個人によって分厚い人、薄い人といったタイプにわかれます。
さらに歯周病が原因で歯が伸びたように歯ぐきが下がってしまう場合や歯のはえている位置、歯磨きの方法を誤ってしまったために歯ぐきが下がってしまうこともあります。
今回発表された先生方の症例では共通して若い女性の方の歯ぐき下がりを回復させて
さらに歯並びを矯正治療で併用したものが多く、
若いうちからきれいな歯並びや口の中に興味を持つ方がますます多くなってきたのだなと感じました。
歯ぐき下がりがちょっと心配になってきたから色々聞いてみたいな~と思われる皆さま、
些細なことでもご質問くださいね♡
さらにいつも院外の勉強会で一緒に勉強している友人の歯科衛生士さんが
ポスターでの症例発表をされていてたくさんの方から質問をされたり説明をしたりする姿を見て
とても刺激を受けました。
ますだ歯科医院の中でも昨年から院内勉強会を開催しています。
これがいつの日にか大きな舞台での発表につながればいいなとこっそり思っています(*^^*)
今回は衛生士の田村と一緒に参加し、
それぞれが持ち帰ったことを意見しあうこともできたことが
とても勉強になりました。
さらに院長にも理解できなかったところを深く説明してもらうことができました。
これからも勉強を重ね、患者様のニーズにお応えできるように私もがんばろうと思います。
また、学会の後には楽しみにしていた九州の海鮮料理を食べに行きました!
佐賀県の呼子で有名なイカの活造りなど…♡
九州の海鮮は新鮮でとても美味しかったです!
たくさん学び、たくさん美味しいものを食べ、
とても充実した二日間になりました☆彡
歯科技工 井上由偉・歯科衛生士 田村澪