歯ぐきの移植手術前

手術前の下がってしまった歯ぐき

歯ぐきの移植手術後

手術2年後の安定した歯ぐき

歯ぐきの弱い（薄い）方は、プラーク（歯垢）の刺激や、歯ブラシの刺激などで歯ぐきがやせていきます。
歯ぐきが下がってしまうと歯磨きがしにくくなり、頑張って歯磨きをすると痛みがでやすくなります。

一旦歯ぐきが下がってしまうと、
・歯磨きを怠ると、歯と歯茎の境目にプラークが残り、その刺激で歯ぐきがますます痩せてしまう
・頑張って歯磨きをすると、歯ブラシによって歯ぐきが傷つき、その刺激で歯ぐきがますます痩せてしまう
という悪循環に陥ります。

「やわらかい歯ブラシで丁寧に磨いてください」「小さな歯ブラシで丁寧に磨いてください」「ご自身では磨くことが難しいので、まめに歯医者で掃除を受けてください」と指導させていただくことが多いのですが、
そのような対症療法ではなく、下がった歯ぐきを回復させ、歯ぐきを強化することで歯ぐきが再び下がらないようにするという治療も可能です。

ご自身の上あごにある分厚い部分の歯ぐきを、歯ぐきが痩せた部分に移植するという、歯肉移植手術を行います。
見た目もとても自然に治すことが出来ます。

難易度の高い手術のため、ほとんどの歯科医院では行っておらず、保険も適応されません（このケースだと7万円）が、
「見た目がきれいになる」だけでなく、
「歯磨きがしやすくなる」
「虫歯や歯周病のリスクを減らすことが出来る」
「知覚過敏も改善する」
「歯ぐきが下がる不安がなくなる」
といった様々な効果のある手術法です。

”歯ぐきが下がった”という事でお悩みであれば一度ご相談ください。

院長