最新治療! 再生療法

現在、歯周病治療では再生療法が可能となってきています。なくなった骨を増やし、歯の寿命を延ばす治療ができます。

今までの歯周病治療は無くなってしまった骨はあきらめざるを得なく、これ以上骨を失わないように食い止めるための治療でしたが、今は骨を増やして健康な状態を取り戻す治療もできるようになりました。


再生療法の流れ

再生療法イラスト1 再生療法イラスト2
切開 徹底的な掃除
再生療法イラスト4 再生療法イラスト3
骨の再生 再生薬の塗布

再生療法は歯周外科手術の一つです。再生薬を使うだけでなく一般的な歯周外科手術とは切開の方法、縫い合わせ方などが変わります。



ただし、適応範囲は非常に限られています。

垂直性の骨欠損という、歯を支える骨の一部分だけが失われている場合に限り効果があります。



症例紹介:再生療法

歯周病 再生 手術前   歯周病 再生 手術後
2005.7                2007.10
歯周病 再生 手術中

2005年の写真では中央の歯の右側では斜めに骨が無くなっています。その部分では歯周ポケットも深く、放置したままだと隣の歯にも悪影響を及ぼすため再生療法を行いました。
2007年の写真では斜めに線が入った部分はなくなり、歯を支える骨が元通りに再生しています。
歯周ポケットも2mmになり、十分に長持ちする歯になりました。

ただし、この再生療法には問題点が2つあります。

1.保険適応の治療ではありません。

保険適応ではありませんので、自費治療となります。医院によって治療費は異なります。

当院では55000円〜110000円の費用をいただいています。(骨の無くなり方や、手術範囲で変わります)



2.行える歯科医院が非常に少ないです。

歯周外科手術と同じく、ほとんどの歯科医院では行っていない治療法です。治療を希望される方は、通院している歯科医院がこのような手術を行っているかどうか確認されてはいかがでしょうか?





豊中市 ますだ歯科院では、重症歯周病の患者様対して、積極的に歯周外科手術、再生手術を行っています。

歯周病でお悩みの方は、ご相談ください。


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