虫歯や歯周病は年齢によってどちらが大きなリスクになるかが変わります。
一般的な予防歯科のポイントについて説明します。
20才までの予防歯科
とにかく、虫歯予防に力を入れるべき時期です。
フッ素使用法の中でも最も効果の高いフッ素洗口を行いましょう。
6歳、12歳前後で生え始める第一大臼歯、第二大臼歯は今まである歯よりも後ろから生えてきます。気付かずにいると虫歯を起こす危険が高いですので、その時期には注意して歯磨きしてください。
歯と歯の間に隙間のなくなったところにはフロスを使うことが必要になります。
予防歯科ポイント
・フッ素洗口、フッ素入り歯磨き粉の使用、歯医者での定期的なフッ素塗布 3つ通りのフッ素を併用して虫歯から歯を守りましょう。
・飲食の回数を減らしましょう。
・咬み合わせの面、歯と歯の間を意識して歯磨きしましょう。
・フロスを使いましょう。
・キシリトールガムを食後に咬むと虫歯予防効果が高まります。
・生えてきた奥歯のかみ合わせにシーラントを行うことをおすすめします。
シーラントは歯の噛み合わせの溝を予防的に樹脂で埋めることで虫歯予防を行う方法です
20才からの予防歯科
虫歯予防をメインに、歯周病予防にも取り組みましょう
この時期も虫歯対策をメインで行っていきますが、歯周病のことも考え始めた予防を行いましょう。
仕事が忙しくて治療が最後まで続けられなかったり、妊娠・出産・育児などで治療に通いにくくなったりする時期ですので治療をしないでいいように予防に力を入れましょう。
予防歯科ポイント
・咬み合わせ、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目を意識して歯磨きしましょう。
・フロスを使いましょう。
・フッ素入り歯磨き粉を使いましょう。
・食後にキシリトールガムを咬みましょう。
・うがい薬はフッ素によるうがいが効果的です。
*もし歯磨きをして血が出る、歯ぐきが腫れたなどの症状がある場合は歯周病予防に対策をシフトしていく必要があります。
虫歯予防を重点的に考えていい時期なのか、歯周病予防を重点的に考えないといけない時期なのかは個人差がありますので定期的な歯科検診をお勧めします。
40才からの予防歯科
歯周病予防!!です
この時期は歯周病予防が非常に大切な時期です。
多くの方は、この時期歯周病になり、痛みがないために対策をとらずに、気付いた時には重症になっているという問題を起こします。
虫歯予防から歯周病予防へ予防対策を変えましょう。
予防歯科ポイント
・歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目を意識して歯磨きしましょう。
・歯間ブラシを使いましょう。
・歯磨き後にデンタルリンス(クロルヘキシジン配合のもの)を使いましょう。
60才からの予防歯科
歯周病予防がメインですが、虫歯のリスクも高まります
歯周病予防は引き続き行いましょう。
加えて虫歯予防も必要になってきます。
この時期からの虫歯は非常に特徴的です。
年齢に伴い、歯ぐきがやせて根が露出し、唾の量も減る(ドライマウス)ために歯の根元の虫歯リスクが高まります(根面虫歯)。
また個人差がありますが、歯ブラシを小刻みに動かすのが難しくなってきますので磨き残しが多くなりリスクが高まります。
予防歯科ポイント
・電動歯ブラシに変えるのも効果的です。
・研磨剤無配合の歯磨き粉を使いましょう。
・のど飴は商品を十分選びましょう。
・定期検診の間隔を短めにしましょう。
予防歯科に興味のあるあなたへ
年齢に合わせた一般的な予防歯科について説明しましたが、虫歯も歯周病もリスクは個人差がとても大きく、個別対応が必要です。
予防歯科に興味のある方は ますだ歯科医院にお任せください。
あなたの大切な歯を守るためにスタッフ一同サポートさせていただきます。
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